大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)

【ミス・ユー】

時は、深夜0時40分頃であった。

またところ変わって、楽屋にて…

イワマツグループのA班のメンバーたち20人は、私が食べていたメニューの温か弁当でおそい夕飯を摂っていた。

ゆりさんは、麦みそのみそ汁を白ごはんに入れながらゆかさんにお声がけした。

「ゆか。」
「なあにお姉ちゃん。」
「ヨシタカさまの次のご予定はどうなってるの?」
「え~と…次に向かう先はドバイよ。」
「ドバイへ行くのね。」
「30日は、アブダビで暮らしている大富豪さまの大邸宅《おやしき》で開催される晩餐会《ばんさんかい》に出席する予定よ…31日と6月1日は、ドバイ国際本社でお仕事をする予定よ。」
「うん…分かったわ。」

ゆりさんは、木の芽みそあえをつまんで白ごはんの上にのせながらゆかさんにお声がけした。

「ゆか、話を変えるけど…」
「なあに?」
「福津さんのことだけど…やっぱりうちらと一緒に働くことはムリよ〜…かと言うて、セルフうどん屋にずっといるのもよくないわよ…そう思わない?」
「うちもそない思うわ…やっぱりもといた会社へフクショクした方がいいわよ〜」
「そうよね…早く食べましょう。」
「分かったわ。」

このあと、A班のメンバーたち20人は夕飯を食べた。

(ゴーッ…)

時は、5月28日の午後1時過ぎであった。

イワマツグループのA班のメンバーたち21人が乗り込んだ専用機が大阪伊丹国際空港から飛び立った。

専用機は、四国から日向灘〜インドシナ半島の上空を通って目的地へ向かった。

(ゴーッ…)

時は、アブダビ時間5月30日の午後2時過ぎであった。

イワマツグループのA班のメンバーたち21人が乗っている専用機がアブダビ国際空港に到着した。

専用機の中にて…

子守女《こもりめ》さんたちは、女性メンバーたちにヒジャブを配っていた。

女性メンバーたちは、ヒジャブを受け取ったあとヒジャブで髪の毛をかくした。

この時、メイリンさんはヒジャブをつけなかった。

ゆかさんは、メイリンさんに対してヒジャブをつけるようにと言うた。

「メイリンさん!!メイリンさん!!」
「はい?」
「『はい?』じゃなくて、早く頭にヒジャブをつけなさい!!」
「えっ?どうしてですか?」
「『郷に入れば郷にしたがえ』よ!!早くヒジャブをつけなさい!!」

コンワクした表情を浮かべているメイリンさんは『エ〜ン、どうやってつけるのよぉ〜』と言うた。

メイリンさんのそばにいたゆあさんは『困った子ねもう!!』とブツブツ言いながらメイリンさんの頭にヒジャブをつけた。

このあと、イワマツグループのA班のメンバーたち21人は専用機から降りたあとタラップ下に停まっている60人乗りの特大バスに乗り換えた。

(ブロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ…)

時は、午後3時頃であった。

イワマツグループのA班のメンバーたち21人が乗り込んだ特大バスがアブダビ国際空港から出発した。

バスは、空港から出発したあと目的地へ向かって走行した。
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