大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)
第32話・雨のち晴れルヤ

【空よお願い】

時は、ハワイ時間6月10日の午前10時半頃であった。

またところ変わって、ワイキキ東部カルラにある大型サイズの家にて…

大型サイズの家は、ケントさんのお兄さま夫婦の家である。

家の大広間にケントさんのお兄さま夫婦と長女さん(27歳・ケントさんのメイごさん)の3人とウェンビンさんとメイリンさんがいた。

この日は、メイごさんの結納の儀式が行われていた。

(ケントさんの義姉《おねえ》さまが日系二世である関係で日本式のユイノウを行っていた…ウェンビンとメイリンさんの父娘《おやこ》は、ケントさんからおつかいを頼まれていた…)

ケントさんの兄夫婦は、ウェンビンさんとメイリンさんに対してメイごさんの婚約者の家に結納品を届けてくださいとたのんだ。

ウェンビンさんとメイリンさんは、結納品を持って家から出発した。

ウェンビンさんとメイリンさんは、ダイヤモンドヘッド寄りの道を歩いてメイごさんの婚約者の家へ歩いて向かった。

ウェンビンさんとメイリンさんは、メイごさんの婚約者の家とケントさんの兄夫婦の家のあいだを約5往復に渡って歩いた。

午後3時頃に、両家のユイノウの儀式が無事に終了した。

時は、夕方5時頃であった。

またところ変わって、ワイキキ西部にあるバリ・ステーキ&シーフード(海辺のフィンダイニング)の店内にて…

海が見える特別席にイワマツグループのA班のメンバーたち13人とケントさんの兄夫婦の家族たち(夫婦とメイごさんとメイごさんのきょうだいたち4人(妹さん〜25歳と8歳のふたごと弟さん・15歳)のあわせて7人がいた。

A班のリーダーたち6人とドリスさんとエレンさんは、6月5日よりB班のメンバーたちと一緒にカナダ国内に滞在しているために不在であった。

テーブルの上には、洋食器類《しょっきるい》が並んでいた。

ケントさんの兄夫婦は、ウェンビンさんとメイリンさんに対してやさしく声をかけた。

「ウェンビンさん、メイリンさん…きょうは(メイご)のユイノウを引き受けてくださいましてありがとうございました〜」
「ああ、こちらこそ〜」

このあと、ケントさんとお兄さま夫婦のあいだで会話がかわされた。

それから5分後であった。

キャスターつきのワゴンを押している店員さんたち4人が私たちが座っている席にやって来た。

店員さんのひとりがフタをあけた。

(ジュー…)

この時、大きめサイズのホットプレートに載っている大きな牛肉のかたまりがこんがりやけた状態であらわになった。

店員さんのひとりが調理用のナイフを使ってカッティングした。

3人の店員さんたちは、サラダをお皿に盛り付けるなどの支度を始めた。

店の特別メニューは、ケントさんのお兄さま夫婦が私たちにお礼をするために注文してくださった。

盛り付けができあがったあと、みんなでディナーを召し上がった。
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