大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)

【メモリーグラス・その2】

時は、ドバイ時間1月8日の午前10時50分頃であった。

またところ変わって、ドバイマリーナ・パームジュメイラ付近にあるイブン・バトゥータモールにて…

館内にある世界一美しいスタバの店内の特別席にイワマツグループのB1のメンバーたちがいた。

B1のメンバーたちは、髪の毛をヒジャブで隠していた。

この日は、地元で運営している石油小売会社の女性社長さまとご家族たちとお会いする予定である。

石油小売会社は、トルクメニスタンのカスピ海沿岸にあるイワマツが所有している油田の採掘権のリース契約を結んでいた。

この日からアンナはトルコ・ドバイ・インド・東南アジア・オセアニア方面に行くことになった。

5つの方面での最初のお仕事は、メイン事業のリース契約などの取引をしている会社の女性社長さまとお会いして初対面のごあいさつを交わすことである。

アンナの右となりの席に座っているマァマは、アンナに対してやさしい声で言うた。

「アンナちゃん、先方さまがお越しになられたわよ〜」

この時、石油小売会社の女性社長さまとご家族のみなさまと会社のスタッフさまたち4人が店内に入った。

同時に、B1のメンバーたちはごあいさつをかわすために席を立った。

石油小売会社の女性社長さまたちが到着したあと、初対面のごあいさつを交わした。

このあと、店内にいた女性パートナーさまたち5人がワゴンを押して席にやって来た。

女性パートナーさまたちは、ドリップコーヒーをいれる・スイーツをお皿に盛り付ける…に分かれて取り組んだ。

全員にコーヒーとスイーツが行き渡ったあと、お話を始めた。

アンナと女性社長さまは、アラビア語で雑談をした。

この時、B1のリーダー2(ゆかさんとゆりさんと陽子さんとゆいさんと美澄さんとミンジュンさん)のメンバーたちは、黒のボードにはさんでいるチェックシートにメモ書きをしていた。

イワマツの家の嫁にふさわしいふるまいができているかどうか…

タメ口が出ていないかどうか…

…………………

ゆかさんたちは、アンナがお上品にできているかどうかを厳しくチェックした。

アンナと女性社長さまは、タメ口を言わずにきちんと会話することができた。

………………………

時は、ドバイ時間夜7時頃であった。

またところ変わって、ザ・リッツ・カールトンドバイホテルの特大ホールにて…

特大ホールでは、夜7時半から地元在住の石油王さまの主宰《しゅさい》の晩さん会が開かる予定である。

イワマツグループのB1のメンバーたちは、会場に入ったあと所定の席についた。

出席者のみなさまが全員そろったあと、晩さん会が始まった。

開始の儀式から石油王さまの音頭によるカンパイが終わったあと、夕食に入った。

アンナは、アメリカ合衆国方面からお越しになられた総合商社の女性管理職さまと初対面のごあいさつをかわした。

その後、英語で雑談をかわした。

雑談の内容は、アメリカ合衆国の政治・経済・国が抱えている問題など…おかたい内容であった。

ゆかさんたちは、アンナがきちんとできているかどうかを厳しくチェックしていた。

アンナは、このあと二組のみなさまと初対面のごあいさつをかわしたあと雑談に入った。

アンナは、英語・ドイツ語・フランス語・スペイン語・ポルトガル語・アラビア語・マレー語・広東語…を上手に使い分けて会話をかわした。

トルコ・ドバイ・インド・東南アジア・オセアニア方面でのお仕事初日は、問題なく無事に終了した。

アンナが正式にクイーンデビューする時期は、この時点ではまだ決まっていなかった。
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