大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)

【きみの朝】

「よーくん…朝よ…」

マァマのやさしい声が聞こえた。

(パチ…)

私は、カナダ大西洋時間4月4日の朝7時頃に深眠《ねむり》からさめた。

場所は、本籍地の家の敷地にある緑の切妻屋根の家の寝室にて…

あれ…

私は…

どうやって家に帰ってきたのかな…

うつろな表情を浮かべている私は、マァマに声をかけた。

「マァマ…マァマ…」
「なあによーくん。」
「私は…大阪のテレビ局にいたのだよ〜」

マァマは、つらそうな声で私に言うた。

「よーくんは、3月31日に脳こうそくで倒れたのよ。」

えっ?

脳こうそくで倒れた…

マァマは、私に手鏡《かがみ》を渡した。

鏡に写っている私の頭に白色のニット地のぼうしでおおわれていた。

ぼうしの中の頭は、剃毛《ていもう》されたのでスキンヘッドになっていた。

さらにその上に大きなバンソウコウがはられていた。

ニット地のぼうしは、キズ隠しのためにかぶられていた。

…………………

それからまた数分後であった。

私は、マァマに声をかけた。

「たいへんだ…まだ大事な仕事が残っていたのだ!!」
「よーくん待って!!」

マァマは、私を止めたあとゆっくりとベッドに寝かせながら言うた。

「よーくん…もういいのよ…もういいのよ〜」
「だけど…技工系の…」
「よーくん…先ほどケントさんからの伝言で三浦工業《みうら》とダイキン工業の世界各地の駐在所にいる技工系のスタッフさんたちと一緒に今後のことについて協議《はなしあい》をしているところよ…あとのことはケントさんたちが全部するから…よーくんは…身体をゆっくり休めてね。」

でも…

やっぱり動かなきゃ…

ひどく迷っていた私に対して、マァマはつらい声で言うた。

「よーくん…91年5ヶ月のあいだすごく無理をして生きたからもういいのよ。」
「マァマ。」
「残りの人生は…桜子さんたちと一緒にアンナちゃんが一人前のクイーンに成長した姿を見届けることと精子《たね》を残すこと…桜子さんたちとアンナちゃんのためだけに生きるのよ…よーくん…91年5ヶ月のあいだ…お疲れさまでした…ゆっくり休んでね。」

マァマは、私の身体に掛け布団をゆっくりとかけた。

………………

これからは…

桜子たち(80億人の極爆乳《おおきすぎるおっぱい》のデリヘル嬢たちと30人の極爆乳《おおきすぎるおっぱい》のガールフレンドたちと9人の極爆乳《おおきすぎるおっぱい》の王妃さまたち)とアンナのために生きていこう。

…………………

これからは…

桜子たちとアンナと一緒に…

いっぱいいっぱい恋をしよう…

……………………………………
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