大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)

【あの日のままで】

さて、その頃であった。

またところ変わって、今治市松本町のマオマオたちが住んでいる家がある地区にて…

この時、近辺でもめごとが発生した。

重度のシャブ中になったかずえは、キンリンの家に居座るなど…悪いことばかりをするようになった。

この時、かずえはキンリンの家のひとにカネを借りに来た。

家の人は、かずえに対して『お断りします…』と言うた。

断られたかずえは、家の中で暴れまわった。

かずえは、付近を巡回していた警察官たち数人によって逮捕された。

ケーサツに逮捕されたかずえは、刑事たちの取り調べに対して意味不明の言葉を言うなど…心神喪失状態におかれていた。

ケーサツは、かずえを処分保留にするとともに病院に措置入院させることを決めた。

時は、9月25日の朝9時半頃であった。

心神喪失状態におちいったかずえは、護送用に使っている黒のニッサンキャラバンに乗り込んだ。

つづいて、警察官たち数人がワゴン車に乗り込んだ。

その後、警察署の前から出発した。

ワゴン車は、東温市にある愛大病院へ向かう予定である。

ワゴン車が出発してから8分後であった。

ワゴン車は、東村のセカイフジ(タクボ)の三叉路《こうさてん》を右にまわったあと周越農道《のうどう》へ向かおうとしていた。

事件は、それから数分後に発生した。

ところ変わって、頓田川《とんだがわ》付近の周越農道《のうどう》と唐子台《だんち》との分かれ道の交差点にて…

(ズドーン!!ズドーン!!ズドーン!!)

この時、黒ずくめの男たち数人がワゴン車に向けて拳銃で発砲した。

(キーッ!!ズドーン!!ズドーン!!ズドーン!!)

ワゴン車が急停車したあと、黒ずくめの男たち数人が中に乗っていた警察官たちを次々と撃ち殺した。

その後、黒ずくめの男たち数人がワゴン車に乗り込んだ。

つづいて、番頭《ばんと》はんがワゴン車に乗り込んだ。

(キキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキ!!グォーン!!グォーン!!)

ワゴン車は、急発進したあと唐子台《だんち》へ向けて走行した。

それからまた2分後であった。

ワゴン車は、唐子台《だんち》を走り抜けたあと県道山路桜井線へつづく坂道を下った。

坂の下にある三叉路にて…

(キキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキ!!グォーン!!)

ワゴン車が赤信号を無視して右折した。

(ウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウー!!)

この時、付近を巡回していたニッサンセドリックの愛媛県警の白パト2台がけたたましいサイレンを鳴らしながら急発進した。

これより、し烈なカーチェイスが始まった。

それから数分後であった。

(グォーン!!グォーン!!グォーン!!ウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウー!!)

3台の自動車は、周越農道《のうどう》を爆走していた。

2台の白パトは、ワゴン車をはさんだ。

その後、車内にいる警察官が大音量でイカクした。

「止まれ!!止まれといよんのがわからんのか!?」

ワゴン車が警察官の指示にしたがわなかったので、後ろの席に座っていた警察官たちが銃で発砲した。

(ズドーン!!ズドーン!!ズドーン!!)

ワゴン車の中にて…

運転席にいる男ふたりが大パニックを起こした。

「アニキ!!アニキ!!」

後ろの席にいる番頭《ばんと》はんが怒鳴り声をあげた。

「もっと速度をあげろ!!」
「上げてますよ〜」

(ズドーン!!ガシャーン!!)

この時、銃弾がガラスを突き破った。

「わあああああああああああああああああああ!!」

それからまた10分後であった。

3台の自動車は、県道東予玉川線の明神橋の交差点に到着した。

この時であった。

(ウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウー!!)

山の方に待機していたニッサンセドリックの白パト18台が突然飛び出した。

ワゴン車は、もと来た道を引き返して逃げた。

21台の自動車は、役場(支所)の前の交差点から市村《さかいめ》付近にある交差点まで爆走したあと宮ケ崎の集落の道へ入った。

それからまた数分後であった。

ところ変わって、宮ケ崎にある福祉施設にて…

21台の自動車は、福祉施設の運動場を暴走していた。

(ドスーン!!キキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキ!!ガシャーン!!)

この時、白パト1台が施設の正面玄関に激突した。

(ドスーン!!ドスーン!!ドスーン!!ガシャーン!!)

つづいて、3台の白パトが折り重なる形で追突して大破した。

(グォーン!!バーン!!グシャ!!バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリ!!)

つづいて、白パト1台が敷地内にある倉庫の屋根に乗り上げた。

(ドカーン!!)

倉庫は、白パト1台が押しつぶしたあと爆発炎上した。

(キキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキ!!ドスーン!!ドスーン!!ガシャーン!!)

その後、白パト全部が敷地内にある2階建ての建物付近で次々と大破した。

(グォーン!!グォーン!!)

番頭《ばんと》はんたちが乗っているワゴン車は、それから2キロ先にある頓田川《かわ》の脇道を通っていた。

この時であった。

ワゴン車が路肩にはまって動けなくなった。

その間に番頭《ばんと》はんが逃げ出した。

「アニキ!!アニキ!!わああああああああああああああああああ!!」

(ガシャーン!!ドスーンドスーンドスーンドスーンドスーンドスーンドスーン!!ドカーン!!)

ワゴン車は、川の下に落ちたあと爆発炎上した。

番頭《ばんと》はんは、その間にスタコラサッサと逃げた。
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