大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)

【涙の条件】

時は、夕方5時半頃であった。

またところ変わって、国電小郡駅の新幹線口にある広場にて…

私は、行商で来ていた農婦さんと話をしていた。

農婦さんは、ドナ姐《ねえ》はんの知人の韓国人の女性であった。

農婦さんは、ドナ姐《ねえ》はんはイズハラにいたが危険を感じたので韓国へ脱出したと私に言うた。

私は、おどろいた表情で言うた。

「ええ!!ドナ姐《ねえ》はんは韓国へ脱出したのですか!?」
「ええ…イズハラで暮らしている知人の方がそう言うてました。」
「それじゃあ、ドナ姐《ねえ》はんはツシマにいないと言うことですよね〜」
「そう…だと思います〜」

困った…

どうしよう…

……………………

(ピーッ、ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…)

時は、夕方6時50分頃であった。

私は、国電山陽本線の広島方面へ向かう各駅停車《どんこう》に乗って再び旅に出た。

それから60分後であった。

電車が国電下松駅に到着した。

ショルダーバッグを持って電車から降りた私は、改札口を通って待合室に入った。

私は、右腕につけているロレックスの腕時計を見ながら『7時55分…』と言うた。

………………………

またところ変わって、駅西にある酒場街にて…

私は、通りを歩いているひとたちに対してしずくさんかほたるさんか三永《みえ》さんのどちらかを見かけたかどうかをたずねた。

しかし、しずくさんとほたるさんと三永《みえ》さんを見たと言うひとはひとりもいなかった。

どうしよう…

どうしたらいいのだ…

…………………………
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