大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)

【かあちゃん】

私は、11月20日から22日のあいだにかけて松山市とその周辺地域をまわってほたるさんを探した。

しかし、ほたるさんはどこにもいなかった。

一体どうすればいいのだ…

大番頭《おおばんと》はんたちとマァマとドナ姐《ねえ》はんの居場所を知っているのはほたるさんだけである。

大急ぎでほたるさんを見つけなきゃ…

もう時間がない…

……………………

私がひどくあせっている中で、深刻な事件が発生した。

時は、11月22日の昼1時半頃であった。

またところ変わって、今治市大新田町《しないおおしんでんちょう》の住宅地にて…

真樹《さなき》は、お見合い相手の女性の家の前で待ちふせをしていた。

この時、真樹《さなき》とお見合いをした女性が帰宅した。

真樹《さなき》は、女性に対して再び愛を求めた。

「なあ、このとおりだ!!」
「イヤ!!」
「なんでイヤなんだよ〜」
「イヤと言うたらイヤ!!」
「ぼくは、君とお付き合いがしたいのだよ〜」
「やめて!!」

真樹《さなき》は、激しくイヤがっている女性を近くにある竹林へ連れて行った。

「やめてイヤ!!」
「ぼくは君が好きなのだよ!!」
「イヤ!!離して!!やめて!!」

このあと、真樹《さなき》はイヤがっている女性を倒したあとレイプしようとしたが女性に騒がれたので首をしめて殺した。

この時、真樹《さなき》が女性を殺した現場を誰かに見られたようだ。

事件を目撃した人は、帰宅したあと真樹《さなき》の家に電話をかけた。

(ゴーッ!!)

時は、夕方5時半頃であった。

松山空港に羽田からやって来た全日空機が着陸した。

飛行機の中には、海南美《かなみ》の夫・直樹が乗っていた。

……………………

(グオーーーーーン!!グオーーーーーン!!キキキキキキキキキキキキ!!)

時は、夕方6時15分頃であった。

直樹が乗っているタクシーが猛スピードで走っていた。

タクシーは、空港道路から松山北環状線〜国道196号線を通って今治方面へ向かった。

タクシーが暴走したことが原因による交通事故が北条市と菊間町と大西町で合計40件発生した。

直樹のムチャブリによって暴走したタクシーは、夜7時20分頃に今治市に入った。

(グオーーーーーン!!グオーーーーーン!!)

ところ変わって、今治市宅間の川沿いの道にて…

暴走タクシーは、よりし烈な爆音をあげながら走っていた。

車内にて…

直樹は、運転手に対して怒鳴りつけた。

「なにやってるのだ!!急げ!!」
「急いでますよ〜」

この時であった。

バス停の近くの自転車横断帯を高校生が乗っている自転車が横断していた。

それを見た運転手が大急ぎでブレーキをかけた。

「ああああああああああ!!」

(キキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキ!!ドスーン!!)

この時、タクシーが自転車に乗っていた高校生をはねてしまった。

タクシーは、その場から逃走した。

(キキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキ!!ブブブブブブブブブブブブブブブブ!!ドスーン!!ドスーン!!カシャーン!!)

それから50秒後であった。

延喜の交差点で特大トラックが暴走タクシーと接触したはずみで信号待ちをしていた自動車8台に衝突した。

(ドカーン!!)

その後、特大トラックが大規模な爆発を起こした。

その弾みで付近の建物に大きな被害が出た。

……………………

(ブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブ!!キーッ!!ドスンドスン!!)

それから4分後であった。

暴走タクシーは、自宅前にある青色のポリバケツに衝突して停まった。

直樹は、暴走タクシーから降りたあと大急ぎで家に向かった。

ところ変わって、家の中にて…

家の大広間に海南美《かなみ》と家政婦がいた。

(ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポン!!)

この時、玄関の呼鈴《ベル》がひっきりなしに鳴り響いた。

同時に、直樹の怒鳴り声が響いた。

「オドレ帰ったぞ!!あけろ!!」

(ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン!!ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポン!!)

つづいて、ドアを激しくたたく音が響いた。

呼鈴《ベル》は、ひっきりなしに鳴っていた。

「ご主人さま、今あけます〜」

家政婦さんは、大急ぎでドアを開けた。

(ガチャ…)

家政婦さんがカイジョウしたと同時に、ドアがひらいた。

(バーン!!)

思い切りブチ切れた直樹は、家に入ったあと叫び声をあげながら大広間へ向かった。

同時に、タクシーの運転手さんがものすごい血相で家に入った。

「家政婦さん!!包丁持ってきてください!!」
「どうしたのですか?」

運転手さんは、おいおいおいおいと泣きながら家政婦さんに言うた。

「おいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおい…暴走事故を起こした…50件以上のひき逃げ事故と当て逃げ事故を起こした…おいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおい…ワシは…死んでおわびがしたいのだよ…おいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおい…」

この時であった。

大広間に直樹の怒鳴り声と海南美《かなみ》の泣き叫ぶ声が響いた。

「オドレはなにをしていたのだ!?」
「いたい!!いたい!!いたい!!」

それを聞いた家政婦さんが大広間へ向かった。

運転手さんは、おいおいおいおいと泣き続けた。

またところ変わって、大広間にて…

(ガツーン!!ガツーン!!ガツーン!!)

思い切りブチ切れた直樹は、海南美《かなみ》の顔をグーで殴り付けながら言うた。

「オドレ海南美《かなみ》!!真樹《さなき》がお見合い相手の女性にストーカーをしていたことを聞いたのになんで止めなかった!?」

家政婦さんは、大急ぎで直樹を止めた。

「ご主人さま!!やめてください!!」
「離せ!!」
「ご主人さま!!おちついてください!!」
「だまれ!!」

(ガツーン!!ガツーン!!ガツーン!!)

思い切りブチ切れた直樹は、止めに入った家政婦さんの顔をグーで激しく殴り付けたあと固いもので頭を殴りつけた。

(ドカッ!!)

その後、直樹は海南美《かなみ》のお腹を右足でけとばした。

直樹は、システムキッチンの流し台の下に入っていた山丹正宗の一升瓶を取り出した。

その後、直樹は瓶に入っていたお酒をごくごくとのんだ。

「グスングスングスングスングスングスングスン…」

直樹に暴力をふるわれた海南美《かなみ》は、グスングスンと泣き出した。

直樹は、よりし烈な怒りをこめながら海南美《かなみ》に言うた。

「おい!!オドレはこのごろ成績が落ちているみたいだな!!オドレはこのごろ成績が落ちていると言うのが分からないのか!?」
「うるさいわね!!あなたこそなによ!!気に入らないことがあったら暴力をふるうなんてドサイテーよ!!」
「だまれ!!オドレは真樹《さなき》を甘やかすだけ甘やかしたと言うことがまだ分からないのか!?真樹《さなき》はまだ子どもだと言うたのに…なんでお見合いをすすめた!?」
「真樹《さなき》は29よ!!」
「だまれ!!29であっても子どもだと言うたら子どもだ!!」

この時であった。

するどい目つきをしていた真樹《さなき》が帰宅した。

真樹《さなき》は、ものすごい血相で怒りながら言うた。

「なんやオドレ!!もういっぺん言ってみろ!!」
「オドレは子どもだと言うたのだ!!」
「オドレぶっ殺してやる!!」

真樹《さなき》は、ワーッと叫びながら直樹に向かっていった。

「ワーッ!!」

思い切りブチ切れた直樹は、居間にかざられていたナタで真樹《さなき》の首をはねた。

この時であった。

「オドレクソバカ!!」

外出先から帰って来た太兵衛《たべえ》がふところからピストルを取り出した。

そして…

(ズドーン!!ズドーン!!ズドーン!!)

太兵衛《たべえ》は、直樹をピストルで撃ち殺した。

つづいて、太兵衛《たべえ》は海南美《かなみ》と家政婦さんをピストルで撃ち殺した。

さらにその上に太兵衛《たべえ》は、友人たち数人と一緒に帰宅したあかりをピストルで撃ち殺した。

そして太兵衛《たべえ》は、玄関先でおいおいおいおいと泣いていたタクシーの運転手さんもピストルで撃ち殺した。

その後、太兵衛《たべえ》は家から出ていった。

…………………………………

時は、深夜11時40分頃であった。

またところ変わって、今治市山方町《しないやまかたちょう》にある山寺にて…

太兵衛《たべえ》は、山寺にある墓地にいた。

墓地は、太兵衛《たべえ》の母親の家のお墓であった。

母親のお墓の前に座っている太兵衛《たべえ》は、おいおいおいおいと泣きながら言うた。

「おかーさん…おかーさん…ワシの人生は終わった…ワシ…娘とムコを殺した…娘は育児をなまけていた…ムコは家庭をかえりみないクソバカ野郎だ…真樹《さなき》は…29歳でも子どもだと言うことが分からない…あかりは…必要最低限の勉強をせずにゴーコン・サークルなどにうつつをぬかしている…ドサイテーだ…二番目の妻がナマケモノだから海南美《かなみ》がナマケモノになった…サイアクだ!!…ワシ…もう死ぬよ…おかーさん…今から…おかーさんがいるマンシュウリ(中国・内モウコ自治区)へ行くから…おかーさん…おかーさん…」

その後、太兵衛《たべえ》はふところに隠していた刃渡りの鋭いナイフで首の頸動脈《ドウミャク》を斬《き》ろうとした。

しかし、死ぬことができなかった。

……………………

時は、深夜11時59分頃だった。

太兵衛《たべえ》は、後ろにいたオカマに鉄パイプで頭を殴られたあと死亡した。

太兵衛《たべえ》を殺したオカマは、しずくさんであった。

しずくさんは、太兵衛《たべえ》が持っていた書面を盗んだあとその場から逃走した。
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