大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)
【哀愁砂漠】
時は、夜8時半頃であった。
またところ変わって、岡山城《おしろ》の公園の敷地内にて…
テーブルの上に、メモパッドと81〜83年の3年手帳と350ミリリットルびんのコカコーラが置かれていた。
私は、万年筆を使ってメモパッドに書かれている内容を手帳に転記する作業をしながらつぶやいた。
問題のカリーナが…
盗難にあった場所は…
どこなのだ…
……………………
それからまた120分後であった。
またところ変わって、岡山市田町《しないたまち》の小川沿いに面した通りにて…
小川沿いにある公園に若いカップルたちがたくさんいた。
ショルダーバックを持ってあてもなく歩いている私は、さびしげな表情でつぶやいた。
もうすぐ60だと言うのに…
妻子がいない…
孫もいない…
私は…
このまま…
ひとりぼっちで…
人生を終えるかもしれない…
…………………
時は、深夜11時40分頃であった。
またところ変わって、東田町公園にて…
私が公園の付近を通りかかった時に、男ふたりが言い争っている声を聞いた。
私は、公園に入ったあと事件現場の100メートル手前にある茂みに身を潜めた。
100メール先にいたのは…
溝端屋の番頭《ばんと》はんと黒のトレンチコートを着たエリートのクソ生意気な男がいた。
クソ生意気な男は、弁護士だった…と思う。
クソ生意気な男は、番頭《ばんと》はんに対して凄んで行った。
「おいクソバカ!!よくもうちの弟に言いがかりをつけたな!!おいクソバカ!!人の声が聞こえないのか!!」
番頭《ばんと》はんは、ものすごく怒った声でクソ生意気男に言うた。
「おい重井《しげい》(クソ生意気男)…わしに対してクソバカと言うたらどないなるんかわかっとんか!!」
クソ生意気男…いえ、重井《しげい》は怒った声で番頭《ばんと》はんに言い返した。
「そんなの怖くないわ!!」
「重井、オドレはええどきょーしてまんな〜」
「なんでうちの弟に言いがかりをつけたのだ!!」
「言いがかりをつけたのは、てめえだ!!」
「なんだと!!」
番頭《ばんと》はんは肩に入っているド派手な色のスカジャンの前ポケットに両手を入れたあと、ものすごく怒った声で重井《しげい》に言い返した。
「おい重井《しげい》…オドレはたしか…田嶋《うちのくみ》と対立している事務所《くみ》の顧問弁護士《べんごし》を務めているみたいだな〜」
「そうだ!!」
「ワテは…先月の30日に、波方の大角浜海浜公園《かいひんこうえん》で、オドレの弟が女ともめていたところを聞いたよ!!」
「なんだと!?」
「オドレの弟がソヒさんを殺そうとしていた現場を…ワテはしっかりと見ていた…オドレの弟とソヒさんがどなな関係があったのか知らんけど…カネの賃借《かしかり》をめぐって対立していたみたいだな〜」
重井《しげい》は、怒った声で番頭《ばんと》はんに言い返した。
「あれは、ソヒさんが弟に対して『お金を貸して』と求めたのだよ!!」
番頭《ばんと》はんは、恐ろしい声で重井《しげい》に言い返した。
「せやから、あんたの弟はソヒさんを海に突き落として殺した…そうなのか!?」
なんだって…
ソヒ姐《ねえ》はんが…
重井《しげい》の弟に…
殺された!?
衝撃的な話を聞いた私は、思わず叫びそうになった。
しかし、私は必死になって声を押し殺した。
………………………
番頭《ばんと》はんは、恐ろしい声で重井《しげい》に言うた。
「おい重井《しげい》!!」
「なんや!!」
「オドレの弟がソヒさんからカネを貸してとしつように求められた…というコンキョはあるのか!?」
「コンキョ?」
「あるのかないのかどっちだ!?」
「あるに決まってるだろ!!」
「それはなんや!?」
「それは…」
重井《しげい》は『それは…』と言うたあと、テキトーな言葉を並べて言うた。
番頭《ばんと》はんは、怒った声で重井《しげい》に言い返した。
「それでワテが『ああさよか…』と言うとでも思《おも》とんか!?」
「私が話したことは本当だ!!」
番頭《ばんと》はんは、ものすごく怒った声で重井《しげい》に言い返した。
「あのよ重井《しげい》…オドレが主張した言葉はウソだらけや…あとで聞いた話だけど…カネの貸し借りをしつように求めていたのは、オドレの弟の方だと言うことが分かった。」
「おいクソバカ!!」
「なんやオドレ!!」
番頭《ばんと》はんは、ものすごく怒った声で重井《しげい》に言うた。
「おい重井《しげい》…オドレの弟がソヒさんを殺したあと行方不明になった…と言うことは、兄であるオドレがオトシマエをつける…と言うことだ!!」
「オトシマエをつけろだと!!」
「選択肢は2つや…オドレの指をつめる…または、カネを払うか…しかないぞ。」
「カネ…いくらいるのだ!?」
番頭《ばんと》はんは、ものすごく恐ろしい声で重井《しげい》に言うた。
「せやな…軽く…これや〜」
番頭《ばんと》はんは、右手の人差し指をたてながら金額を提示した。
重井《しげい》は『いくらだ!?』と聞いた。
番頭《ばんと》はんは、怖い声で答えた。
「1億だよ〜」
「そんな大金はない!!」
「なんだったら5000万でもよろしおますけど〜」
「そんな大金はない!!」
番頭《ばんと》はんは、ものすごく恐ろしい声で言うた。
「…ってことは、指をつめろと言うことですよ…または、ドラム缶に押し込められたあとコンクリ詰めにされた〜児島湾《うみ》に『ドボーン』と落ちる…もおますねん…どないしまっか?」
(ドカッ!!)
思い切りブチ切れた重井《しげい》は、番頭《ばんと》はんに対してよりし烈な体当たりを食らわせた。
(ドサッ)
体当たりを食らった番頭《ばんと》はんは、土の上に倒れた。
土の上に倒れた番頭《ばんと》はんは、ものすごく怒った声で重井《しげい》に言うた。
「なんやオドレ!!」
「ふざけるなクソバカ!!」
「ワテに暴力をふるったらどないなるんかわかってんのか!?」
「ふざけるな!!」
(ドカッ!!)
思い切りブチ切れた重井《しげい》は、右足で番頭《ばんと》はんのわき腹を踏みつけた。
「ああああああああああああああああああああああ!!」
番頭《ばんと》はんは、叫び声をあげた。
(ドカッ!!ドカッ!!ドカッ!!)
重井《しげい》は、よりし烈な怒りを込めながら右足で番頭《ばんと》はんをけとばした。
「ふざけるクソバカ!!」
「ああああああああ!!」
「うちの弟に言いがかりをつけたことに対して、鉄拳制裁《せいさい》を受けろ!!」
「キサマ…ワテに対してそななことしたらどないなるんかわかってんのか!!」
「だまれクソバカ!!」
「ああああああああ!!」
思い切りブチ切れた重井《しげい》は、よりし烈な怒りを込めながら番頭《ばんと》はんに対して暴行を加えた。
重井《しげい》から暴行を受けた番頭《ばんと》はんは、反撃することなく殴らつづけた。
こわい…
こわい…
茂みに隠れている私は、震えまくった。
またところ変わって、岡山城《おしろ》の公園の敷地内にて…
テーブルの上に、メモパッドと81〜83年の3年手帳と350ミリリットルびんのコカコーラが置かれていた。
私は、万年筆を使ってメモパッドに書かれている内容を手帳に転記する作業をしながらつぶやいた。
問題のカリーナが…
盗難にあった場所は…
どこなのだ…
……………………
それからまた120分後であった。
またところ変わって、岡山市田町《しないたまち》の小川沿いに面した通りにて…
小川沿いにある公園に若いカップルたちがたくさんいた。
ショルダーバックを持ってあてもなく歩いている私は、さびしげな表情でつぶやいた。
もうすぐ60だと言うのに…
妻子がいない…
孫もいない…
私は…
このまま…
ひとりぼっちで…
人生を終えるかもしれない…
…………………
時は、深夜11時40分頃であった。
またところ変わって、東田町公園にて…
私が公園の付近を通りかかった時に、男ふたりが言い争っている声を聞いた。
私は、公園に入ったあと事件現場の100メートル手前にある茂みに身を潜めた。
100メール先にいたのは…
溝端屋の番頭《ばんと》はんと黒のトレンチコートを着たエリートのクソ生意気な男がいた。
クソ生意気な男は、弁護士だった…と思う。
クソ生意気な男は、番頭《ばんと》はんに対して凄んで行った。
「おいクソバカ!!よくもうちの弟に言いがかりをつけたな!!おいクソバカ!!人の声が聞こえないのか!!」
番頭《ばんと》はんは、ものすごく怒った声でクソ生意気男に言うた。
「おい重井《しげい》(クソ生意気男)…わしに対してクソバカと言うたらどないなるんかわかっとんか!!」
クソ生意気男…いえ、重井《しげい》は怒った声で番頭《ばんと》はんに言い返した。
「そんなの怖くないわ!!」
「重井、オドレはええどきょーしてまんな〜」
「なんでうちの弟に言いがかりをつけたのだ!!」
「言いがかりをつけたのは、てめえだ!!」
「なんだと!!」
番頭《ばんと》はんは肩に入っているド派手な色のスカジャンの前ポケットに両手を入れたあと、ものすごく怒った声で重井《しげい》に言い返した。
「おい重井《しげい》…オドレはたしか…田嶋《うちのくみ》と対立している事務所《くみ》の顧問弁護士《べんごし》を務めているみたいだな〜」
「そうだ!!」
「ワテは…先月の30日に、波方の大角浜海浜公園《かいひんこうえん》で、オドレの弟が女ともめていたところを聞いたよ!!」
「なんだと!?」
「オドレの弟がソヒさんを殺そうとしていた現場を…ワテはしっかりと見ていた…オドレの弟とソヒさんがどなな関係があったのか知らんけど…カネの賃借《かしかり》をめぐって対立していたみたいだな〜」
重井《しげい》は、怒った声で番頭《ばんと》はんに言い返した。
「あれは、ソヒさんが弟に対して『お金を貸して』と求めたのだよ!!」
番頭《ばんと》はんは、恐ろしい声で重井《しげい》に言い返した。
「せやから、あんたの弟はソヒさんを海に突き落として殺した…そうなのか!?」
なんだって…
ソヒ姐《ねえ》はんが…
重井《しげい》の弟に…
殺された!?
衝撃的な話を聞いた私は、思わず叫びそうになった。
しかし、私は必死になって声を押し殺した。
………………………
番頭《ばんと》はんは、恐ろしい声で重井《しげい》に言うた。
「おい重井《しげい》!!」
「なんや!!」
「オドレの弟がソヒさんからカネを貸してとしつように求められた…というコンキョはあるのか!?」
「コンキョ?」
「あるのかないのかどっちだ!?」
「あるに決まってるだろ!!」
「それはなんや!?」
「それは…」
重井《しげい》は『それは…』と言うたあと、テキトーな言葉を並べて言うた。
番頭《ばんと》はんは、怒った声で重井《しげい》に言い返した。
「それでワテが『ああさよか…』と言うとでも思《おも》とんか!?」
「私が話したことは本当だ!!」
番頭《ばんと》はんは、ものすごく怒った声で重井《しげい》に言い返した。
「あのよ重井《しげい》…オドレが主張した言葉はウソだらけや…あとで聞いた話だけど…カネの貸し借りをしつように求めていたのは、オドレの弟の方だと言うことが分かった。」
「おいクソバカ!!」
「なんやオドレ!!」
番頭《ばんと》はんは、ものすごく怒った声で重井《しげい》に言うた。
「おい重井《しげい》…オドレの弟がソヒさんを殺したあと行方不明になった…と言うことは、兄であるオドレがオトシマエをつける…と言うことだ!!」
「オトシマエをつけろだと!!」
「選択肢は2つや…オドレの指をつめる…または、カネを払うか…しかないぞ。」
「カネ…いくらいるのだ!?」
番頭《ばんと》はんは、ものすごく恐ろしい声で重井《しげい》に言うた。
「せやな…軽く…これや〜」
番頭《ばんと》はんは、右手の人差し指をたてながら金額を提示した。
重井《しげい》は『いくらだ!?』と聞いた。
番頭《ばんと》はんは、怖い声で答えた。
「1億だよ〜」
「そんな大金はない!!」
「なんだったら5000万でもよろしおますけど〜」
「そんな大金はない!!」
番頭《ばんと》はんは、ものすごく恐ろしい声で言うた。
「…ってことは、指をつめろと言うことですよ…または、ドラム缶に押し込められたあとコンクリ詰めにされた〜児島湾《うみ》に『ドボーン』と落ちる…もおますねん…どないしまっか?」
(ドカッ!!)
思い切りブチ切れた重井《しげい》は、番頭《ばんと》はんに対してよりし烈な体当たりを食らわせた。
(ドサッ)
体当たりを食らった番頭《ばんと》はんは、土の上に倒れた。
土の上に倒れた番頭《ばんと》はんは、ものすごく怒った声で重井《しげい》に言うた。
「なんやオドレ!!」
「ふざけるなクソバカ!!」
「ワテに暴力をふるったらどないなるんかわかってんのか!?」
「ふざけるな!!」
(ドカッ!!)
思い切りブチ切れた重井《しげい》は、右足で番頭《ばんと》はんのわき腹を踏みつけた。
「ああああああああああああああああああああああ!!」
番頭《ばんと》はんは、叫び声をあげた。
(ドカッ!!ドカッ!!ドカッ!!)
重井《しげい》は、よりし烈な怒りを込めながら右足で番頭《ばんと》はんをけとばした。
「ふざけるクソバカ!!」
「ああああああああ!!」
「うちの弟に言いがかりをつけたことに対して、鉄拳制裁《せいさい》を受けろ!!」
「キサマ…ワテに対してそななことしたらどないなるんかわかってんのか!!」
「だまれクソバカ!!」
「ああああああああ!!」
思い切りブチ切れた重井《しげい》は、よりし烈な怒りを込めながら番頭《ばんと》はんに対して暴行を加えた。
重井《しげい》から暴行を受けた番頭《ばんと》はんは、反撃することなく殴らつづけた。
こわい…
こわい…
茂みに隠れている私は、震えまくった。