大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)

【キ・ツ・イ】

日付は変わって、8月1日の深夜2時頃であった。

私は、ふとんに入って眠っていた。

枕元には、スタンドとショルダーバックとロレックスの腕時計とステンドグラスの水差しが置かれていた。

枕元に置かれているスタンドの薄暗い灯りが部屋を灯していた。

(バサッ…)

この時、眠っていた私が起き上がった。

その後、枕元に置かれていたロレックスの腕時計を見た。

「ああ…2時を回ったところか…」

(カチャ…トクトクトクトクトクトクトクトクトクトクトクトクトクトク…ゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴク…)

私は、ステンドグラスの水差しの上にかぶせられているグラスを取ったあとミネラルウォーターをついでのんだ。

ミネラルウォーターをのんだあと、私はグラスを水差しの上にかぶせた。

その後、私は再びふとんに入った。

ふとんに入った私は、ぼんやりとした表情で天井を見つめながら考え事をしていた。

…………………………

それからまた15分後であった。

となりの部屋からどすの聞いた声が響いた。

「おう竹宮、生きていたのか〜」

あの声はたしか…

二岡総裁《におか》の声だ…

…ってことは…

溝端屋のダンナと番頭《ばんと》はんと田嶋組長《くみちょう》と小林の4人も…

一緒にいるかもしれない…

やばい…

(カチッ)

私は、スタンドの灯りを消したあと静かに息をひそめた。

…………………………

またところ変わって、となりの部屋にて…

部屋の中に溝端屋のダンナと番頭《ばんと》はんと二岡総裁《におか》と田嶋組長《くみちょう》と小林の5人がいた。

二岡総裁《におか》に声をかけられた番頭《ばんと》はんは『へえ、生きていやす〜』と答えた。

二岡総裁《におか》は、番頭《ばんと》はんに対して『まあ、こっちへ座れや〜』と声をかけた。

番頭《ばんと》はんは『へえ、座らせていただきやす〜』と言うたあと二岡総裁《におか》の前に座った。

二岡総裁《におか》の前に座った番頭《ばんと》はんは、あぐらをかいた。

二岡総裁《におか》は、どすのきいた声で番頭《ばんと》はんに言うた。

「ところで竹宮。」
「へえ。」
「重井明彦《あのクソアホンダラ》にかけていた生命保険《ほけん》(の死亡時支払い金)はいくらや?」

番頭《ばんと》はんは、落ち着いた声で二岡総裁《におか》に言うた。

「重井明彦《あのクソアホンダラ》にかけていた保険金は、合計39京《けい》9998兆円でございやす〜…ゲンダマ(現金)はすべてシベリア鉄道の貨物列車《キシャ》に積み込みやした。」
「例の場所につくのは、いつだ?」
「現地時間9日の朝に到着する予定でおます。」
「そうか…分かった…」
「そして…久枝ももこを石廊崎《いろうざき》で始末しやした〜」

なっ…

なんだって…

ももこが…

番頭《ばんと》はんに殺された!?

………………………

衝撃的な話を聞いた私は、思わず叫びそうになったが叫ぶことができなかった。

二岡総裁《におか》は、どすのきいた声で番頭《ばんと》はんに言うた。

「それで、カノジョの保険金はいくらだ?」
「総額は…ざっと9000京円《けい》でおます…こちらについても、シベリア鉄道の貨物列車《キシャ》に積み込んでおきやした…到着予定日は、こちらも現地時間9日の朝でおます。」
「よくやった。」

二岡総裁《におか》は、大きく息をしたあとどすのきいた声で言うた。

「あとは重井《しげい》のクソボケと則本の家の温子《あまったれ》を始末するだけだ…そちらの保険金《ほけん》はいくらだ?」
「総額は、9999京円《けい》でおます。」
「よしわかった。」
「あとは、ワテが全部やります。」
「竹宮、任せたぞ〜」

このあとも、二岡総裁《におか》たちの密談がつづいた。

ふとんの中にいる私は、一晩中おびえまくった。

…………………………
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