大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)
【想い出迷子・その2】
時は、9月9日の朝7時半頃であった。
またところ変わって、国鉄西鹿児島駅の西口にあるシティホテルにて…
私は、ホテル内にあるレストランにいた。
朝食を摂り終えた私は、お茶をのみながら週刊宝石(週刊誌〜今は廃刊されたので発売されていない)を読んでいた。
この時、私はヤクザ関連の記事を読んでいた。
今週号の記事は、長洲組《ちょうしゅうぐみ》の傘下《さんか》にあたる副島組《そえじま》の組長の還暦祝い記念のゴルフコンペが催された…が書かれていた。
ゴルフコンペが催された新居浜市内のゴルフ場周辺では、四国四県と岡山と兵庫の6つの県警が合同で警備をしていたなどで非常にキンパクした状態だった。
幸い、ゴルフ場の近辺で深刻な事件は生じなかったのでゴルフコンペは無事平穏な状態で終わった。
ゴルフコンペが行われていたときの写真が記事に掲載されていた。
写真の中に黒色のサングラスをかけた二岡総裁《におか》とほほ笑みを浮かべている城井組長《きのい》と副島組長《そえじま》の姿があった。
記事の最後に、二岡総裁《におか》と副島組長《そえじま》が仲良く並んでいる写真があった。
副島組長《そえじま》の右の手のひらに二岡総裁《におか》から贈《おく》られたロンジンの高級腕時計《とけい》が収納されている黒い箱があった。
副島組長《そえじま》の還暦祝いで贈《おく》られたものだったと思う。
(パタン)
私は、週刊誌を閉じたあと飲みかけのお茶をひとくちのんだ。
…………………………
さて、その頃であった。
またところ変わって、新居浜市山根町にある城井組《きのい》の事務所にて…
城井組長《きのい》が使っている部屋に二岡総裁《におか》と田嶋組長《くみちょう》と城井組長《きのい》と番頭《ばんと》はんの4人と見習いの構成員《チンピラ》がいた。
二岡総裁《におか》は、見習いの構成員《チンピラ》に対して声をかけた。
「この金庫の中にはいくら入っていた!?」
「え~と…現金…1億が入っていました。」
「1億!!」
「へえ。」
城井組長《きのい》は、ものすごくおたついた表情で言うた。
「おい、あの1億は…初代組長《せんだい》のオンキ(法要)の時に使う費用なんだよ…(オタオタオタオタオタオタオタオタ…)」
二岡総裁《におか》は、見習いの構成員《チンピラ》に対して怒った声で言うた。
「おい!!喜田村《あのクソアホンダラ》はどのあたりにいる!?」
見習いの構成員《チンピラ》は、困った声で答えた。
「新居浜市内《しない》のあちらこちらを探し回りましたが…まだ発見されていません。」
「そうか…よく分かった…お前らは引き続き喜田村《クソアホンダラ》の捜索を続けろ!!喜田村《クソアホンダラ》は、見つけ次第コンクリ詰めだ!!」
「へえ、分かりました〜」
このあと、城井組《くみ》の構成員《チンピラ》たちは喜田村《きたむら》を見つけるために外へ出た。
…………………………
(ブロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ…キーッ…)
さて、その頃であった。
またところ変わって、高知市はりまや町の国道32号線(電車通り)の交差点にて…
交差点に濃いネイビーのニッサンアトラスの幌付きトラックが赤信号で停車した。
この時、幌の中に乗っていた喜田村《きたむら》が降りた。
喜田村《きたむら》は、トラックから降りたあと歩いて目的地へ向かった。
…………………………
またところ変わって、高知市北新田町《しないきたしんでんちょう》にある豪華マンションにて…
豪華マンションの2LDKの部屋にさよこがいた。
さよこは、白のレース柄のスリップ1枚を着ていた。
さよこは、テーブルの上に置かれているキャメル(たばこ)の箱を取ったあとうわぶたをあけた。
その後、箱の中からたばこを一本取り出した。
(カチッ…)
さよこは、たばこを口にくわえたあとマゼンタのダンヒルのライターで火をつけた。
その後、ライターの火をたばこの先につけた。
さよこは、たばこをいっぷくくゆらせたあと白の陶器の灰皿に置いた。
………………………
それからまた20分後であった。
(ピンポーン〜)
玄関の呼び鈴が鳴った。
さよこは、カベについているインターホンの受話器を取った。
インターホンのスピーカーから喜田村《きたむら》の声が聞こえた。
「さよこ…さよこおれだ!!」
「鹿之助〜」
それからまた5分後であった。
部屋の中に喜田村《きたむら》とさよこがいた。
喜田村《きたむら》は、ひどくおびえていた。
さよこは、ひどくおびえている喜田村《きたむら》に声をかけた。
「どうしたの?」
「オレ…城井組《くみ》から…脱走した…上納金《くみのかね》…1億円《おく》を盗んだあと…脱走した…」
「城井組《きのい》の事務所から逃げ出したのね。」
「ああ…オレ…他に行くところがねえんだよ。」
さよこは、喜田村《きたむら》の背中をぎゅっと抱きしめた。
「さよこ〜」
さよこは、喜田村《きたむら》に対して声をかけた。
「アタシ…あなたを守るわ…大丈夫よ。」
「さよこ〜」
このあと、喜田村《きたむら》はさよこの身体をぎゅっと抱きしめた。
さよこは、泣きそうな声で喜田村《きたむら》に言うた。
「もっと強く抱きしめて…お願い…」
…………………………
またところ変わって、国鉄西鹿児島駅の西口にあるシティホテルにて…
私は、ホテル内にあるレストランにいた。
朝食を摂り終えた私は、お茶をのみながら週刊宝石(週刊誌〜今は廃刊されたので発売されていない)を読んでいた。
この時、私はヤクザ関連の記事を読んでいた。
今週号の記事は、長洲組《ちょうしゅうぐみ》の傘下《さんか》にあたる副島組《そえじま》の組長の還暦祝い記念のゴルフコンペが催された…が書かれていた。
ゴルフコンペが催された新居浜市内のゴルフ場周辺では、四国四県と岡山と兵庫の6つの県警が合同で警備をしていたなどで非常にキンパクした状態だった。
幸い、ゴルフ場の近辺で深刻な事件は生じなかったのでゴルフコンペは無事平穏な状態で終わった。
ゴルフコンペが行われていたときの写真が記事に掲載されていた。
写真の中に黒色のサングラスをかけた二岡総裁《におか》とほほ笑みを浮かべている城井組長《きのい》と副島組長《そえじま》の姿があった。
記事の最後に、二岡総裁《におか》と副島組長《そえじま》が仲良く並んでいる写真があった。
副島組長《そえじま》の右の手のひらに二岡総裁《におか》から贈《おく》られたロンジンの高級腕時計《とけい》が収納されている黒い箱があった。
副島組長《そえじま》の還暦祝いで贈《おく》られたものだったと思う。
(パタン)
私は、週刊誌を閉じたあと飲みかけのお茶をひとくちのんだ。
…………………………
さて、その頃であった。
またところ変わって、新居浜市山根町にある城井組《きのい》の事務所にて…
城井組長《きのい》が使っている部屋に二岡総裁《におか》と田嶋組長《くみちょう》と城井組長《きのい》と番頭《ばんと》はんの4人と見習いの構成員《チンピラ》がいた。
二岡総裁《におか》は、見習いの構成員《チンピラ》に対して声をかけた。
「この金庫の中にはいくら入っていた!?」
「え~と…現金…1億が入っていました。」
「1億!!」
「へえ。」
城井組長《きのい》は、ものすごくおたついた表情で言うた。
「おい、あの1億は…初代組長《せんだい》のオンキ(法要)の時に使う費用なんだよ…(オタオタオタオタオタオタオタオタ…)」
二岡総裁《におか》は、見習いの構成員《チンピラ》に対して怒った声で言うた。
「おい!!喜田村《あのクソアホンダラ》はどのあたりにいる!?」
見習いの構成員《チンピラ》は、困った声で答えた。
「新居浜市内《しない》のあちらこちらを探し回りましたが…まだ発見されていません。」
「そうか…よく分かった…お前らは引き続き喜田村《クソアホンダラ》の捜索を続けろ!!喜田村《クソアホンダラ》は、見つけ次第コンクリ詰めだ!!」
「へえ、分かりました〜」
このあと、城井組《くみ》の構成員《チンピラ》たちは喜田村《きたむら》を見つけるために外へ出た。
…………………………
(ブロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ…キーッ…)
さて、その頃であった。
またところ変わって、高知市はりまや町の国道32号線(電車通り)の交差点にて…
交差点に濃いネイビーのニッサンアトラスの幌付きトラックが赤信号で停車した。
この時、幌の中に乗っていた喜田村《きたむら》が降りた。
喜田村《きたむら》は、トラックから降りたあと歩いて目的地へ向かった。
…………………………
またところ変わって、高知市北新田町《しないきたしんでんちょう》にある豪華マンションにて…
豪華マンションの2LDKの部屋にさよこがいた。
さよこは、白のレース柄のスリップ1枚を着ていた。
さよこは、テーブルの上に置かれているキャメル(たばこ)の箱を取ったあとうわぶたをあけた。
その後、箱の中からたばこを一本取り出した。
(カチッ…)
さよこは、たばこを口にくわえたあとマゼンタのダンヒルのライターで火をつけた。
その後、ライターの火をたばこの先につけた。
さよこは、たばこをいっぷくくゆらせたあと白の陶器の灰皿に置いた。
………………………
それからまた20分後であった。
(ピンポーン〜)
玄関の呼び鈴が鳴った。
さよこは、カベについているインターホンの受話器を取った。
インターホンのスピーカーから喜田村《きたむら》の声が聞こえた。
「さよこ…さよこおれだ!!」
「鹿之助〜」
それからまた5分後であった。
部屋の中に喜田村《きたむら》とさよこがいた。
喜田村《きたむら》は、ひどくおびえていた。
さよこは、ひどくおびえている喜田村《きたむら》に声をかけた。
「どうしたの?」
「オレ…城井組《くみ》から…脱走した…上納金《くみのかね》…1億円《おく》を盗んだあと…脱走した…」
「城井組《きのい》の事務所から逃げ出したのね。」
「ああ…オレ…他に行くところがねえんだよ。」
さよこは、喜田村《きたむら》の背中をぎゅっと抱きしめた。
「さよこ〜」
さよこは、喜田村《きたむら》に対して声をかけた。
「アタシ…あなたを守るわ…大丈夫よ。」
「さよこ〜」
このあと、喜田村《きたむら》はさよこの身体をぎゅっと抱きしめた。
さよこは、泣きそうな声で喜田村《きたむら》に言うた。
「もっと強く抱きしめて…お願い…」
…………………………