大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)

【365日の紙飛行機】

時は、7月2日の昼過ぎであった。

ところ変わって、フランス・ブルゴーニュのポムじいさんが運営するワイナリー農園にて…

ワイナリー農園の貯蔵庫にポムじいさんとゆみさんがいた。

ポムじいさんは、2000年以降に解禁する予定のボジョレーヌーボーの品定めをしていた。

予定としては、1900年以前から寝かせているワインを解禁しようとポムじいさんは考えていた。

その上で…

「この年代のワインはどうじゃ?」
「(ゆみさん、満面のえみで言う)いいわね。」

ポムじいさんは、1850~1868年(日本では江戸時代末期)から寝かせていたワインを2000年以降に解禁する予定だと言うた。

その期間のぶどうの収穫量は、平年の10〜20倍の量であった。

甘味がのった高品質のぶどうで作ったヴィンテージワインで、超高額が期待できるとポムじいさんは言うた

時は、ドイツ時間7月4日の正午頃であった。

またところ変わって、ミュンヘンの中心地・マリエン広場のすぐ近くにあるカフェ・リシャルト(カフェレストラン)の店内にて…

店内にポムじいさんとゆみさんとエレンさんの3人とミュンヘン近郊にある食肉加工会社の社長さんたち5人がいた。

この日は、ボジョレーヌーボーの解禁日にボジョレーヌーボー(ワイン)とセットで販売する白ソーセージの取引に関する商談が行われた。

商談は、バイヤーであるゆみさんと食肉加工会社の社長さんたちの間で行われた。

ポムじいさんとエレンさんは、商談の様子を静かに見守っていた。

今回は、取り引き先の会社のおすすめ品の聞き取りを行った。

最後に、次回の商談をする予定を調整した。

時は、日本時間7月5日の午前10時半頃であった。

またところ変わって、伊勢神宮の内宮の境内にて…

てつろうは、境内にある茶店にいた。

赤いマットが敷かれている桟敷席に赤福(伊勢名物)とお抹茶が並んでいた。

そこから歩いて30歩先に流れている五十鈴川《いすずがわ》のそばにあるお浄め所に、参拝客のみなさまが集まっていた。

ゆみさんから頼まれたてつろうは、マリンホールディングスの石頭のCEOからデリシャン株49パーセント分の株式をゴーダツしてこいと言われた。

てつろうは、目的を早く達成させたいのでひどくあせっていた。

石頭のCEOに対してジカダンパンを続けたが、SPたちからボコボコに殴られてばかりいた。

てつろうは、2日前に名古屋近郊にあるビール工場へ行った。

そこで石頭のCEOにジカダンパンを申し出たが、SPたちからボコボコに殴られた。

うまくいかない…

どうすればいいのだ…

今のてつろうの収入は、ゆみさんから支給される30万円だけである。

早く目的を達成しなければならないのに、うまくいかない…

てつろうは、途方にくれていた。

近くを流れている五十鈴川《いすずがわ》のせせらぎと早すぎるセミの鳴き声が周囲に聞こえていた。

てつろうは、小皿に盛られている赤福をつまんだあと口の中にほおばった。
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