大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)

【難破船・その2】

時は、夕方4時半頃であった。

またところ変わって、鹿屋市北田町《しないきただちょう》にあるスーパーストアにて…

スーパーストアのサロン席(イートイン)に安夫夫婦の家の近所で暮らしている主婦と私がいた。

私は、主婦の方に対して熊代さんの奥さまが抱えていた借金の問題についてたずねた。

主婦の方は、私に対して熊代さんの奥さまが抱えていた借金の問題についてすべて話した。

ひと通り話を聞いた私は、おどろいた表情で言うた。

「やっぱりそうでしたか…徳田の奥さまが熊代さんの奥さまに対しておどしをかけた上で借金をさせたことがよく分かりました。」

私は、ゼブラシャーボーのシャープペンシルを使ってテーブルの上に置かれているメモパッドにメモ書きをした。

その後、私は奥さま方に対して声をかけた。

「徳田の奥さまが熊代さんの奥さまをおどす形で借金を背負わせたことが分かりました…え~と…」

私は、メモパッドの余白のページをひらいたあと奥さま方に声をかけた。

「徳田の奥さまの側が熊代さんの奥さまに対して借金を強要した理由がなんなのか…と言うことを聞いてなかったのでおたずねします…徳田の奥さまと熊代さんの奥さまのあいだでなにか揉め事があったと言うことを聞いていませんか?」

奥さま方は、私の問いに対してこう答えた。

「今回の一件は、すべて徳田の奥さまに非があるのよ。」
「やはりそうでしたか。」
「徳田の家の奥さまは、キンリンで揉め事ばかりを起こしていたので住民たちはすごくオカンムリになっていたのよ。」
「例えば?」
「住民たちであらかじめ決まっている当番を一度も務めてなかった…二つ目は『テイシュの給料』や『お子さまの進学や就職のこと』などの話を聞いて『うちもあやかりたい〜』…と過度にうらやましがるクセがあった…他にも悪い面がたくさんあったのよ!!」

私は、メモ書きを終えたあと奥さま方に声をかけた。

「分かりました…え~と、徳田の奥さまが熊代さんの奥さまに借金を強要した件について気になる点がありました…あの…さきほど徳田の奥さまがよその家の『テイシュの給料』や『お子さまの進学・就職』などを聞いて『あやかりたい』と言うてうらやましがっていた…とおっしゃいましたね。」
「はい。」
「もしかしたらの話ですが…徳田の奥さまは、熊代さんの奥さまだけではなく…複数人の奥さま方からカネを借りていた…のではないかと感じました…あの…そのような話を聞いてませんか?」

私の問いに対して、奥さま方はこう答えた。

「あったかもしれないわ。」
「なんだって!?」
「コリントさまだけにお話しますが、徳田の奥さまは熊代さんの奥さまに借金を強要していましたが…あとになって、熊代さんの奥さまの他にも複数人の奥さま方にも借金を強要していたことが分かりました。」
「あの、少なくとも何人ぐらいの奥さま方が被害に遭われたのですか!?」
「少なくとも、8〜9人ぐらいだったと思う…実際にはもっと多くいるかもしれないわよ。」
「なんだって…実際にはもっと多くいるかもしれない!?」
「ええ。」
「奥さま、熊代さんの奥さまを含めて被害が一番大きい方を教えてください!!」
「分かりました。」

奥さま方は、私に対して文子から被害を受けた奥さま方を教えた。

私は、ゼブラシャーボーのシャープペンシルを使ってメモパッドにメモ書きをしながら奥さま方の話を聞いた。

……………………………

それからまた1時間後であった。

またところ変わって、鹿屋市内《ちゅうしんぶ》にあるバスセンターにて…

ベンチの上に1981〜1983年の3年手帳がひらいた状態で置かれていた。

私は、万年筆を使ってメモパッドに記載されている内容を手帳に転記する作業をしていた。

熊代さんの奥さまの他にも、文子から被害を受けていた奥さま方がいた…

…と言うことは…

文子が得たカネの金額は…

超特大規模になるかもしれない…

文子は…

超特大規模のカネを…

何に使おうとしていたのか…

……………………………
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