大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)
【長い夜】
時は、うんと戻って…
1971年6月8日の深夜11時過ぎであった。
場所は、京都府城陽市久世にある大型和風建築の家にて…
家は、借家であった。
この家に当時40代後半の豊《ゆたか》と最初の妻(当時38歳)と妻の連れ子3人(16歳と11歳と7歳の男の子)の5人と最初の妻のメイゴ(当時大学2回生)の6人が暮らしていた。
(みつよは、豊の再婚妻である…和久はみつよの連れ子・智久は、養子縁組で鳥居家に来た)
…………
話は戻って…
豊が家に到着した時、酒に酔っていた。
この時、豊《ゆたか》の右手に小さなボストンバッグを持っていた。
豊の最初の妻は、豊が帰宅するなりにものすごく怒った声で外でのんで来たことと酔った勢いで人のものを勝手に持ち帰ったことをとがめた。
この時であった。
「フギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!フギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
ボストンの中からよりし烈な泣き声が響いた。
豊の最初の妻がボストンバッグのファスナーを開けた。
ボストンバッグの中にかわいいがらのベビー服を着た女の子の赤ちゃんがいた。
その女の子の赤ちゃんがゆりこだった。
豊の最初の妻は、ものすごく怒った表情で黒電話機の受話器をあげた。
豊は、ものすごくオタついた声で妻に言うた。
「おい、どこへ電話するのだよ〜」
「ケーサツへ電話するのよ!!」
「待ってくれ!!その前に手紙を読んでくれ!!」
豊の最初の妻は、豊が持っていた手紙を取り上げたあと文章を読んだ。
名前はゆりこです…
代わりに育ててください…
……………
ふざけるな!!
豊の最初の妻は、よりし烈な怒りに震えた。
豊は、妻に対して『うちには女の子がいないのだよ…神さまが『実母を助けると思ってこの子をりっぱに育ててくれ〜』と言うたのだよ…』と寝ぼけた言葉を言うた。
豊の最初の妻は、しかたなくゆりこを育てることにした。
この時、ゆりこを捨てた実母はヤドロク男と一緒に行方をくらませたので不在だった。
豊の最初の妻は、3人の息子たちとゆりこを平等に育てた。
それから4年の歳月が流れた。
時は、1975年の6月最後の日曜日のことであった。
この日は、家で暮らしている豊の最初の妻のメイゴが大学時代に付き合っていた男性と一緒にランチを食べる予定であった。
場所は、大阪ミナミのなんばプランタン(いまはビッグカメラ)のすぐ近くにある自由軒(レストラン)にて…
店内の大きめのテーブルに4歳のゆりこと豊と豊の最初の妻と3人の息子たちとメイゴの女性とカレシの7人と先客の男子大学生のあわせて8人が座っていた。
豊たち7人は、ここの名物料理のカレーチャーハン(上に生タマゴがのっているカレーライスと言うたらわかる)7人分を頼んだ。
その後、豊の家族たち7人は男子大学生が座っていたテーブルに勝手に座った。
豊の勝手すぎる性格とゆりこのわがままが原因で深刻なトラブルが発生した。
それから5分後であった。
男子大学生が頼んだ日替わり定食が到着した。
この時、男子大学生が食べている日替わり定食をゆりこがほしそうな目で見つめた。
男子大学生は、ものすごく困った表情を浮かべた。
この時、豊の最初の妻が怒った声でゆりこに言うた。
「ゆりこ!!」
「おかーちゃん…」
「がまんしなさい!!」
「だって…お腹が空いてるもん…」
「うちらは、ここのカレーチャーハンを食べるのよ!!」
「お腹が空いてるから待てない…」
「おかーちゃんの言う事を聞きなさい!!」
豊の最初の妻は、ゆりこに対して『カレーチャーハンができるまで待ちなさい!!』と怒った声で言うた。
しかし、ゆりこは『待てない…』と言うてダダをこねた。
妻のメイゴは、ゆりこに対して『あと300数えたらおいしいチャーハンができるよ〜』と優しく言うた。
ゆりこは、メイゴに言われた通りに300数えた。
この時、男子大学生は定食をまだ食べていなかった。
男子大学生は、ものすごく困った声で豊たちに言うた。
「あの…すみません…」
豊の最初の妻のメイゴは、やさしい声で『どうかなさいましたか?』と言うた。
男子大学生は、ものすごく困った声で言うた。
「すみませんけど…食べることができないのです…」
メイゴは、男子大学生に対して優しい声で言うた。
「ああ、私たちは大丈夫ですよ〜」
「大丈夫ではおまへん!!」
「すみません…この子はお腹が空いているので…」
「お腹がすいてるからなんだと言うのですか!?」
「ごめんなさい…あの…私たちのことは気にしないで…ランチを召し上がってください。」
豊の最初の妻もやさしい声で男子大学生に言うた。
「ああ…召し上がってください…私たちは、この店の名物(カレーチャーハン)を召し上がる予定です。」
「分かりましたよ…食べますよ〜」
男子大学生は、ものすごくつらい表情を浮かべていたので定食を食べることができなかった。
それからまた5分後であった。
豊たち家族7人がたのんだカレーチャーハンがまだできていなかった。
男子大学生は、がまんの限度を大きく超えた。
豊の最初の妻は、ものすごく怒った表情で豊に言うた。
「あなた!!」
「なんだよ~」
「あなたはなにを考えているのよ!?」
「おい、落ち着けよ〜」
「あなた!!いつになったらカレーチャーハンが来るのよ!?」
「もうすぐできるから待ってくれ〜」
「もう待てないわよ!!」
「おばさま〜」
「困ったわね!!もういいわよ!!」
「おい、カレーチャーハンはどうするのだよ〜」
「待ってもムダよ!!」
「おい、困るよ〜…」
この時、4歳のゆりこが泣きそうな声で言うた。
「おかーちゃん〜、ゆりこお腹が空いた〜…大学生《おに~ちゃん》と同じ料理を食べたいよぅ〜」
メイゴは、妻に対して困った声で「おばさま〜」と言うた。
妻は、ものすごく怒った声で豊に言うた。
「なんやねんあんたは!!ろくでなし!!」
「わしのどこがろくでなしだ!?」
妻からろくでなしと言われた豊は、思い切りブチ切れた。
その後、豊と妻がいびつな大ゲンカを繰り広げた。
「ワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーン…男子大学生《おに~ちゃん》が食べている料理がほしいよう〜…ワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーン…」
4歳のゆりこは、激しい声で泣きまくった。
ゆりこは、それから17歳までの間に渡って勝手きままわがままな性格で生きてきた。
その結果、ゆりこは生命の危機にひんした事件に巻き込まれた。
1971年6月8日の深夜11時過ぎであった。
場所は、京都府城陽市久世にある大型和風建築の家にて…
家は、借家であった。
この家に当時40代後半の豊《ゆたか》と最初の妻(当時38歳)と妻の連れ子3人(16歳と11歳と7歳の男の子)の5人と最初の妻のメイゴ(当時大学2回生)の6人が暮らしていた。
(みつよは、豊の再婚妻である…和久はみつよの連れ子・智久は、養子縁組で鳥居家に来た)
…………
話は戻って…
豊が家に到着した時、酒に酔っていた。
この時、豊《ゆたか》の右手に小さなボストンバッグを持っていた。
豊の最初の妻は、豊が帰宅するなりにものすごく怒った声で外でのんで来たことと酔った勢いで人のものを勝手に持ち帰ったことをとがめた。
この時であった。
「フギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!フギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
ボストンの中からよりし烈な泣き声が響いた。
豊の最初の妻がボストンバッグのファスナーを開けた。
ボストンバッグの中にかわいいがらのベビー服を着た女の子の赤ちゃんがいた。
その女の子の赤ちゃんがゆりこだった。
豊の最初の妻は、ものすごく怒った表情で黒電話機の受話器をあげた。
豊は、ものすごくオタついた声で妻に言うた。
「おい、どこへ電話するのだよ〜」
「ケーサツへ電話するのよ!!」
「待ってくれ!!その前に手紙を読んでくれ!!」
豊の最初の妻は、豊が持っていた手紙を取り上げたあと文章を読んだ。
名前はゆりこです…
代わりに育ててください…
……………
ふざけるな!!
豊の最初の妻は、よりし烈な怒りに震えた。
豊は、妻に対して『うちには女の子がいないのだよ…神さまが『実母を助けると思ってこの子をりっぱに育ててくれ〜』と言うたのだよ…』と寝ぼけた言葉を言うた。
豊の最初の妻は、しかたなくゆりこを育てることにした。
この時、ゆりこを捨てた実母はヤドロク男と一緒に行方をくらませたので不在だった。
豊の最初の妻は、3人の息子たちとゆりこを平等に育てた。
それから4年の歳月が流れた。
時は、1975年の6月最後の日曜日のことであった。
この日は、家で暮らしている豊の最初の妻のメイゴが大学時代に付き合っていた男性と一緒にランチを食べる予定であった。
場所は、大阪ミナミのなんばプランタン(いまはビッグカメラ)のすぐ近くにある自由軒(レストラン)にて…
店内の大きめのテーブルに4歳のゆりこと豊と豊の最初の妻と3人の息子たちとメイゴの女性とカレシの7人と先客の男子大学生のあわせて8人が座っていた。
豊たち7人は、ここの名物料理のカレーチャーハン(上に生タマゴがのっているカレーライスと言うたらわかる)7人分を頼んだ。
その後、豊の家族たち7人は男子大学生が座っていたテーブルに勝手に座った。
豊の勝手すぎる性格とゆりこのわがままが原因で深刻なトラブルが発生した。
それから5分後であった。
男子大学生が頼んだ日替わり定食が到着した。
この時、男子大学生が食べている日替わり定食をゆりこがほしそうな目で見つめた。
男子大学生は、ものすごく困った表情を浮かべた。
この時、豊の最初の妻が怒った声でゆりこに言うた。
「ゆりこ!!」
「おかーちゃん…」
「がまんしなさい!!」
「だって…お腹が空いてるもん…」
「うちらは、ここのカレーチャーハンを食べるのよ!!」
「お腹が空いてるから待てない…」
「おかーちゃんの言う事を聞きなさい!!」
豊の最初の妻は、ゆりこに対して『カレーチャーハンができるまで待ちなさい!!』と怒った声で言うた。
しかし、ゆりこは『待てない…』と言うてダダをこねた。
妻のメイゴは、ゆりこに対して『あと300数えたらおいしいチャーハンができるよ〜』と優しく言うた。
ゆりこは、メイゴに言われた通りに300数えた。
この時、男子大学生は定食をまだ食べていなかった。
男子大学生は、ものすごく困った声で豊たちに言うた。
「あの…すみません…」
豊の最初の妻のメイゴは、やさしい声で『どうかなさいましたか?』と言うた。
男子大学生は、ものすごく困った声で言うた。
「すみませんけど…食べることができないのです…」
メイゴは、男子大学生に対して優しい声で言うた。
「ああ、私たちは大丈夫ですよ〜」
「大丈夫ではおまへん!!」
「すみません…この子はお腹が空いているので…」
「お腹がすいてるからなんだと言うのですか!?」
「ごめんなさい…あの…私たちのことは気にしないで…ランチを召し上がってください。」
豊の最初の妻もやさしい声で男子大学生に言うた。
「ああ…召し上がってください…私たちは、この店の名物(カレーチャーハン)を召し上がる予定です。」
「分かりましたよ…食べますよ〜」
男子大学生は、ものすごくつらい表情を浮かべていたので定食を食べることができなかった。
それからまた5分後であった。
豊たち家族7人がたのんだカレーチャーハンがまだできていなかった。
男子大学生は、がまんの限度を大きく超えた。
豊の最初の妻は、ものすごく怒った表情で豊に言うた。
「あなた!!」
「なんだよ~」
「あなたはなにを考えているのよ!?」
「おい、落ち着けよ〜」
「あなた!!いつになったらカレーチャーハンが来るのよ!?」
「もうすぐできるから待ってくれ〜」
「もう待てないわよ!!」
「おばさま〜」
「困ったわね!!もういいわよ!!」
「おい、カレーチャーハンはどうするのだよ〜」
「待ってもムダよ!!」
「おい、困るよ〜…」
この時、4歳のゆりこが泣きそうな声で言うた。
「おかーちゃん〜、ゆりこお腹が空いた〜…大学生《おに~ちゃん》と同じ料理を食べたいよぅ〜」
メイゴは、妻に対して困った声で「おばさま〜」と言うた。
妻は、ものすごく怒った声で豊に言うた。
「なんやねんあんたは!!ろくでなし!!」
「わしのどこがろくでなしだ!?」
妻からろくでなしと言われた豊は、思い切りブチ切れた。
その後、豊と妻がいびつな大ゲンカを繰り広げた。
「ワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーン…男子大学生《おに~ちゃん》が食べている料理がほしいよう〜…ワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーン…」
4歳のゆりこは、激しい声で泣きまくった。
ゆりこは、それから17歳までの間に渡って勝手きままわがままな性格で生きてきた。
その結果、ゆりこは生命の危機にひんした事件に巻き込まれた。