キャバ嬢メルメの花と仁義
14-2026-09-13-日 しまい
メルメ
名古屋本店キャバHからスリムが神田神保町キャバmの様子を伺いに来ていた
「マミア、キャバmはどう?」
「そうね。少しずつお客様が増えて来たわ。ねえ、メルメ」
「てやんでえ。常連さんがついとりゃ。ハートおっ散らかしてねえ。ちいと景気よくなってるでえ。べらぼうめぇ」
メルメの極道風キャバ嬢は江戸っ子言葉とゴッチャになってもはや収拾がつかなくなっていた。
「そう、本店キャバHの売上が伸び悩んでいるからあなた達も異動になるかもしれないわ」
「そう」
「キャバ長のヒノメさんの売上が落ちてきたわ」
「ずっとNo.1だったヒノメさんが・・」
「そうよ。ブラックがNo.1も見えて来てるわ。そうマミア。あなたもキャバmのキャバ長なんだから東京進出の足掛かりをしっかり築いてね」
「スリム・・うん、わかったけど、あなた年下なのにどうしてタメ口なの」
「すっとこどっこい。てやんでえ!」
「メルメは黙ってて」
「マミア」
「売上が全てだからよ。本店Hの頃は私がNo.7、マミアが9、メルメが16だったでしょ」
「そう、、そうね」
「マミア、あの子は新人?」
「ああ、キャメね。そうね。ウチのお店で働きながらアイドル目指して頑張ってるみたい」
「そう、アイドル。ふふ」
「なに」
「夢見てるのね」
「いいじゃない、夢くらい見たって」
「ふふ」
「そう、スリム。他の姉妹、、姉妹店はどうなのかしら」
「姉妹・そうね。北海道札幌のキャバkはキラ子さんをキャバ長にキイロがキャバ頭でしょ、それにドレスという子を現地で採用して3人で順調に運営しているわ」
「ドレス・・・」
「ええ、3人とも2000年生まれの同期ね。ゼロゼロ組ね」
「ゼロゼロ組・・・」
スリムは腕を組みながら客席のソファに腰を掛けている
マミアがL字ソファ下線部に座って話しを聞いている
キャバmキャバ頭メルメはマミアの後方に立っている
キャメは17時の開店準備に余念がない
「福岡博多は苦戦してるわね。キャバ長アオナさんがコウミだったかな、現地採用ね。あとキャバ頭の三十路のグラマの3人ね」
「三十路のグラマ・・・」
「福岡は競合店のレベルが高いようね。中中、余所者が食い込んでいくには難しいわ」
「あのアオナさんでも」
「ええ、言葉の問題もあるし」
「言葉・・」
「まあ、よかよか。ばってん、東京は任せるたい。マミア、よろしゅうね。メルメも」
「スリム・・」
「私熊本たい」
メルメ
「よしなにお頼み申します」


