あの放課後、先生と初恋。




「あとはそうだな…、めいっぱい楽しんで」


「え…?」


「ハルトと楽しみながら吹いて。それだけ」



楽器の名前を変えることはしなかった。

いろいろあって迷ったときもあったけれど、変えないで欲しいと言ってきたのは然くんだったのだ。


ハルトと先輩にしかない思い出を大切にして欲しいから───と。



「えーっ!にいな彼氏できたの…!?」


「はいっ、実は!」


「だれっ、あたしも知ってる子?」


「たぶん!サッカー部の黒崎 然って子です!」


「…………ええ!?あのめちゃくちゃ人気あるエースの子だよね!?」



落合先輩はソーマ先輩とは変わらずラブラブなようで、大学も近いため一緒に暮らすことを考えているのだそう。

素晴らしすぎて聞いてるだけで涙が出てきそうだった。


ちなみに大学でも野球を続けているらしいソーマ先輩。



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