社長とは恋愛しません!
何?私が年下の男を漁っているとでも、思ってるの!?

「でも、最初は断られました。」

「もしかして、それって……」

「社長とは、恋愛しないので。」

2人の声がハモった。そして、笑う二人。

「白鳥さんも、言われていたんですね。」

料理が運ばれてきて、柚季君は早速手をつけている。

遠慮のない、無邪気な性格だ。


「そこは、英寿から聞いていた話と、違うんだよな。」

「英寿から、私の話を聞いていたんですか?」

何だか、嫌な予感。

「そんな難しい顔しないで。安心して。英寿の彼女自慢だったよ。」

よかった。

別れてからの話じゃなかったのか。

「それで?真田社長は、ヘリで空中デートとか、一泊100万ちかくのスイートに泊まったりするの?」

「しません。」

二つとも、英寿さんが私の誕生日の時にしてくれた、サプライズだ。

そんな話まで、してたんだ。

「英寿からの話を聞いて、金のかかる女だなって思ってたけど、出会って納得した。君を喜ばせるには、どんな大金も使いたくなるよ。」
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