鮮やかなもの

一方で、

「優心さん、なんでこんな事をしたの!?」

萌美(めぐみ)は軽く優心を睨む。

夕飯の刺身を、優心と類の2人と、義母たち義家族とで半分こだったんだが、気を遣って義家族の分の刺身も切ってしまったのだ。

「余計な事をしないでください!」

「……余計な事をしてすみませんでした」

萌美に頭を下げると、少しは気が済んだのか、萌美は、

「もういいです」

そう言った。
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