Nightmare of Light.




「うまい?」


「……うん」



チラリと視線を移せば、望遠鏡を覗いてこれでもかと言うくらいわたしたちを見張っているキララさんがいる。



「んじゃ、俺にもちょーだい」


「……………」


「もしかして照れちゃった?…ほんとおまえってかわいーや」



…………これも、キララさんを納得させるため。

そしてゆーみが今後ものびのびと好き勝手して生きるために。


だとしてもゆーみ、すごい演技派なんだね。



「ニコちゃん、おひざ」



ここでも言われるがまま。

まるで毎日こんな日常を過ごしているかのように、ゆーみの行動はスムーズ。


雲雀会の若頭さんは、おそろしい。



「ふたりはいつもあんな感じなの…!?」


「ああ…っ、アアアアア……!!」


「ちょっと聞いているの…!?…って、あなたたち揃ってなにを祈ってるのよ!!」


「「「憂ニコ万歳ッッ!!生きてて良かった!!!」」」


「…………もうなんなのよぉ…、この頭のおかしい人たち…」



食事のあとはお風呂……に、なるはずで。

まさかまさかとは思うけれど、ううん、そんなはずないよね。



< 150 / 355 >

この作品をシェア

pagetop