Nightmare of Light.




「コーラひとつと、このピザトースト!ニコはどーする?」


「………しろ、ぶどう」


「白ブドウジュースひとつで!それだけ?ケーキ、いるか?」



大丈夫と、首を横に振った。

あまり食べ過ぎると夕飯が食べられなくなっちゃう。


今では使用人のお仕事よりも学業を優先させてしまって、お手伝いできる日は週末くらいだ。



「にしても、こんなとこにこんなオシャレなカフェがあったなんてな~」



一緒になってぐるりと店内を見渡す。


バーカウンターに立っている男性はきっと、店長さんで。

その隣に賑やかそうな女性が笑顔で手伝っている。


接客をしているのは、先ほど案内してくれた私とそこまで歳の変わらなさそうな女の子がひとり。



「ちょっと大人っぽい店だけど、ゆーみ兄に自慢できるぞニコ」



ストローでジュースを吸い込みながら、ニシシッと笑った海人。

………そんななか、私たちはとある端のテーブル席に気づいてしまった。



< 195 / 355 >

この作品をシェア

pagetop