プレイボーイと恋の〝賭け〟引き
「私、好きな人から告白されて、付き合うことになりました」
「やっぱりー! おめでとう、千紗! よかったねー」
朱里にとっては予想通りの話だったようで、驚くことなく千紗を祝福している。
しかし、莉都花は驚きと戸惑いでまともな反応ができない。
柊仁が千紗に告白したと言っているのだろうか。でも、柊仁が二股なんてするとは思えない。柊仁の愛は真っ直ぐに自分へ向いていると確信している。
いったい何が起こっているのだと一人混乱する。
「好きな人って……?」
「あ、莉都花ちゃんには話してなかったよね。実はね、私、少し前にお見合いをしたの」
「え、お見合い?」
まったく予想すらしなかったワードが出てきて、莉都花はさらに混乱する。
千紗がお見合いをしていたという事実に驚くと共に、それと好きな人とがどう繋がるのかと考える。
莉都花一人では上手く導きだせないその答えを、続く千紗の言葉が教えてくれる。
「そう、お見合い。でも、お見合いっていっても、あんまり堅苦しい感じのものじゃないんだよ。将来を心配したそれぞれの親がセッティングしただけで、私もお相手も親の顔を立てるために応じただけなの。二人とも最初から断るつもりで参加してたの。でも、私がお相手に一目惚れしちゃって」
「一目惚れ? え、じゃあ、元カレじゃなくて……?」
相手は柊仁じゃないのかと匂わせれば、千紗はポカンとした表情で莉都花を見つめてくる。
「やっぱりー! おめでとう、千紗! よかったねー」
朱里にとっては予想通りの話だったようで、驚くことなく千紗を祝福している。
しかし、莉都花は驚きと戸惑いでまともな反応ができない。
柊仁が千紗に告白したと言っているのだろうか。でも、柊仁が二股なんてするとは思えない。柊仁の愛は真っ直ぐに自分へ向いていると確信している。
いったい何が起こっているのだと一人混乱する。
「好きな人って……?」
「あ、莉都花ちゃんには話してなかったよね。実はね、私、少し前にお見合いをしたの」
「え、お見合い?」
まったく予想すらしなかったワードが出てきて、莉都花はさらに混乱する。
千紗がお見合いをしていたという事実に驚くと共に、それと好きな人とがどう繋がるのかと考える。
莉都花一人では上手く導きだせないその答えを、続く千紗の言葉が教えてくれる。
「そう、お見合い。でも、お見合いっていっても、あんまり堅苦しい感じのものじゃないんだよ。将来を心配したそれぞれの親がセッティングしただけで、私もお相手も親の顔を立てるために応じただけなの。二人とも最初から断るつもりで参加してたの。でも、私がお相手に一目惚れしちゃって」
「一目惚れ? え、じゃあ、元カレじゃなくて……?」
相手は柊仁じゃないのかと匂わせれば、千紗はポカンとした表情で莉都花を見つめてくる。