サマーリボン − つながるきずな −
続編・第2章:空港での再会
side:咲
冬休みの初日。
私たちは朝早くから空港に向かった。
電車の窓から見える空は透き通るように青くて、まるで今日の日を祝っているみたいだった。
「ちゃんと迎えられるかな……」
茜が落ち着かない様子でバッグの中を何度も確認している。
(それ、プレゼントでしょ)と声をかけると、真っ赤になって「だって!」と言い返してきた。
葵はというと、ヘッドホンを耳にかけたまま無言。
でも足がそわそわしてて、全然落ち着いてなかった。
お母さんは「大丈夫よ、もうすぐ会えるんだから」と笑っていて、
お父さんは腕時計を見ながら「到着口はあっちだな」と先頭を歩いていた。
* * *
到着口の前は、人、人、人。
スーツケースを引いた人々が次々と出てくる。
「……いた!」
茜が叫んだ瞬間、私の心臓も跳ねた。
人混みの向こうに、ブロンドの髪を揺らしながら手を振る女の子。
——ステラだ。
「ステラお姉ちゃん!」
茜が全力で駆け出して、ステラに飛びついた。
ステラはよろけながらも笑って、ぎゅっと抱きしめ返す。
「I missed you so much!」
私も気づけば走っていて、次の瞬間には3人で抱き合っていた。
* * *
「よ、久しぶり」
少し遅れて葵が声をかける。
わざと素っ気なく言ったけど、その目はすごく優しかった。
ステラはにっこり笑って、
「Hi, Aoi. You look fine」
と答えた。
お母さんとお父さんも近づいて、ステラを抱きしめた。
お父さんは「よく来たな……!」と涙声になっていて、お母さんは「寒くなかった?」と気づかうように肩をさすっていた。
最後に、おじいちゃんとおばあちゃん。
「Welcome to Japan!」と声を合わせて迎えると、ステラはぱっと笑顔を輝かせて、
「ただいま!」
と日本語で言った。
——その言葉に、空港のざわめきが一瞬消えたみたいに胸が熱くなった。
冬休みの初日。
私たちは朝早くから空港に向かった。
電車の窓から見える空は透き通るように青くて、まるで今日の日を祝っているみたいだった。
「ちゃんと迎えられるかな……」
茜が落ち着かない様子でバッグの中を何度も確認している。
(それ、プレゼントでしょ)と声をかけると、真っ赤になって「だって!」と言い返してきた。
葵はというと、ヘッドホンを耳にかけたまま無言。
でも足がそわそわしてて、全然落ち着いてなかった。
お母さんは「大丈夫よ、もうすぐ会えるんだから」と笑っていて、
お父さんは腕時計を見ながら「到着口はあっちだな」と先頭を歩いていた。
* * *
到着口の前は、人、人、人。
スーツケースを引いた人々が次々と出てくる。
「……いた!」
茜が叫んだ瞬間、私の心臓も跳ねた。
人混みの向こうに、ブロンドの髪を揺らしながら手を振る女の子。
——ステラだ。
「ステラお姉ちゃん!」
茜が全力で駆け出して、ステラに飛びついた。
ステラはよろけながらも笑って、ぎゅっと抱きしめ返す。
「I missed you so much!」
私も気づけば走っていて、次の瞬間には3人で抱き合っていた。
* * *
「よ、久しぶり」
少し遅れて葵が声をかける。
わざと素っ気なく言ったけど、その目はすごく優しかった。
ステラはにっこり笑って、
「Hi, Aoi. You look fine」
と答えた。
お母さんとお父さんも近づいて、ステラを抱きしめた。
お父さんは「よく来たな……!」と涙声になっていて、お母さんは「寒くなかった?」と気づかうように肩をさすっていた。
最後に、おじいちゃんとおばあちゃん。
「Welcome to Japan!」と声を合わせて迎えると、ステラはぱっと笑顔を輝かせて、
「ただいま!」
と日本語で言った。
——その言葉に、空港のざわめきが一瞬消えたみたいに胸が熱くなった。