ソウルメイト~男女の親友ってあるの?
あの時、丘で奈緒が言ったこと・・・

「ねえ、聞いて・・瀬那。私達は別の道を選んで歩いたきた様に見えるけど…」

瀬那は奈緒の手を握りしめながら、一言一句

聞き逃すまいと、

静かな夜、

奈緒の声だけを

心で受けとめていた。

「これで、私達は誰よりも一番近くに居ることが出来るのよ。分かる?」

瀬那は黙っていた。

子供ができたから割り切って

“感情なし”

で付き合っていこうと奈緒は言ってる、と

瀬那は解釈した。

「瀬那。私は瀬那の幸せを願ってるの。いつもよ。」

瀬那は握っている手を離す。

静かな夜に

二人の気持ちが交錯する…。

今なら分かりあえると思った、互いの気持ち。

…またすれ違う。
< 201 / 242 >

この作品をシェア

pagetop