ソウルメイト~男女の親友ってあるの?
俺は園内を紹介した。

池があって

花壇は花でめちゃくちゃきれーで

自然のかたまりだった。

たまに奥のほうでトンビの高い声が聞こえたり、真上を飛んで行ったりした。

ゆっくり俺達が一周周り終わった頃、辺りは薄暗くなってきてたよ。

「結構広いねー、好きだな、こういう場所」

「俺っぽくねーだろ」

「んー、本当の瀬那はきっとこんな感じなんだよ」

「え?」

「すっごい静かで広くて落ちつくの」

俺達はベンチに座った。

二人してぼーっとして

ずっと遠くにある階段を眺めてた。

「瀬那といるとね」

奈緒の目線はまっすぐ階段に向いてた。

「瀬那、強いから安心する。ほんとに」

俺は、いつまでも黙って聞いていたいような気がしたよ。

「私の女の子の友達ね、ずっと前は瀬那のこと怖いって言ってたんだよ。でも最近はちがうの 言い方が」

「違うって?」

「瀬那のこと強そうで守ってくれそうでかっこいいね、って言ってる。そのあと必ず奈緒はいいねー 友達になれて、って言うの」

奈緒は続けた。

「やっぱり、そういう風に瀬那のこと見てくれると嬉しいなって思ったよ。でも―」
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