ご先祖様の力を借りて。
「……目を、閉じてくれないか」

「わかった」


頷いて、目を閉じる。

すると、唇に柔らかい物がふれた。

すぐに離れたので、目を開ける。

海晴の顔は、赤く染まっていた。

……なんだか恥ずかしい。

でも、嬉しい気もする……

不思議な気持ちで、唇を指で触る。

ふにふに、と柔らかい。

……もう一度、してみたい。

あまり、わからなかったし……好きだから。


「もう一度、いい?」

「……ああ」


海晴に許可をもらって、今度は私から唇に唇を重ねてみる。

海晴は目を見開いて驚いていて、顔を赤くしていた。

……やはり恥ずかしくて、でも嬉しい。

今度のキスは、少し甘い味がした……気がした。




END
< 149 / 149 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:3

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

双葉に咲いた、ニセモノ双子。

総文字数/33,122

青春・友情94ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
能力 それは特別なチカラ わたしたちの幸せを壊したのは、特別なやつだった だけど、わたしたちは、特別じゃなくて 特別になるために……復讐を成し遂げるために、わたしたちはふたりでひとつになった ◇◆◇ 双葉 心乃花 おとなしい性格だが明るく振る舞う、ニセモノ双子の姉 臆病で泣き虫……だけどいつしか、涙が出てくることはなくなってしまった すぅっと穴が空いているように冷たい心は、ただひとりの心友のおかげで保っている 双葉 心乃華 どげとげしい性格だが明るく振る舞う、ニセモノ双子の妹 誇り高く怒りっぽい……だけどいつしか、言葉は喉元で引っ掛かるようになってしまった ジリジリと焼け野原のように焦げた心は、ただひとりの心友のおかげで保っている ◇◆◇ 青と赤、水と炎 強い強い、感情のチカラ さぁ、手を握って? わたしたちはふたりでひとつ ひとつをふたりで分け合っている 壊しましょう、壊されたのだから 絶望を! 絶望を! 絶望をっ! あいつにも、分け与えましょう?
表紙を見る 表紙を閉じる
ヴァンパイアとヴァンパイアハンター その関係は、昔より随分と悪化していた 寄り添うような関係が、睨み合うような関係に ヴァンパイアと人の架け橋になるはずだったヴァンパイアハンターは、いつしかヴァンパイアを狩る存在へと変化し それにより、ヴァンパイアもヴァンパイアハンターを憎むようになってしまった そんな中、1人の新米ヴァンパイアがヴァンパイアハンター育成学園という、ヴァンパイアハンターの巣窟に入学することになった 新米だからこそ、ヴァンパイアハンターに偏見がなく 最近まで人間だったからこそ、平等 新米ヴァンパイアは、ヴァンパイアとヴァンパイアハンターの架け橋になることができるのか あいなさん レビューありがとうございます!
表紙を見る 表紙を閉じる
※作者は初心者です。誤字や違和感なども見逃していただけるとありがたいです。 ※作者は中学生ですので高校は何となくこういう感じかな? というイメージで書いております。 ※たまに修正したりしてますので、内容が変わっていることがあります。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop