今日は我慢しない。

 大きな目を泳がせて、明らかに動揺してる。


「三条……あの、さ」


 佐柳は言葉に迷ってるのか、なかなかその先を言ってくれない。

 言いたいことがあるならはやく言って欲しい。

 なんだかやっぱり熱くてボーッとするしこの距離感、息が詰まる。


「佐柳、一旦退い、て」


 そう言って佐柳の胸を押した、その時だった。


 
 ドクンッ!



「「!」」



 触れた場所から、全身に熱が駆け巡った。

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