人探しをしていたはずなのに、優しすぎるエリート自衛官に溺愛されています
その間にも、彼女はこちらに歩いてくる。そして。
「あなた、勇朔さんの婚約者さんよね。確か、名前は……伊丹芽郁さん」
名前を当てられ、「はい、そうです」と頷く。
「私、米子睦姫。米子陸将――第一師団長の娘よ」
第一師団長と聞いて、はっとした。
勇朔さんの仕事は師団長の副官。つまり、彼女の父親は勇朔さんの直属の上官である。
「いつも勇朔さんが、お世話になってます」
慌てて頭を下げると、「いえ別に私は」とにこやかに返された。
「あなた、勇朔さんの婚約者さんよね。確か、名前は……伊丹芽郁さん」
名前を当てられ、「はい、そうです」と頷く。
「私、米子睦姫。米子陸将――第一師団長の娘よ」
第一師団長と聞いて、はっとした。
勇朔さんの仕事は師団長の副官。つまり、彼女の父親は勇朔さんの直属の上官である。
「いつも勇朔さんが、お世話になってます」
慌てて頭を下げると、「いえ別に私は」とにこやかに返された。