心が解けていく
膝を貧乏ゆすりして、イラついているのが伝わってくる。
そして友基をすごく怖がっているのが、分かる。
怯えてる。
何を言われるのか。もしかして、手を出される?
〝はぁ…〟とわざとらしく大きなため息を吐かれると、空気がピリついた。
「茜音の昔の気持ちを聞かされて、俺にどうしろと?改心しろって?俺を責めたいのか?」
「…」
答えられない。正論だから。
どうしてほしいのか。
謝って欲しいわけでもない。友基を責めに呼んだんじゃない。
じゃあ何のために、来てもらった?
…そうか。
もう会いに来ないでと伝えるために、呼んだんだ。