この愛は永遠に〜危険な甘い囁き〜
このまま私は抱かれてしまっても…

なんて思った矢先ピタっと銀の動きが止まる。

「…悪い」

え…
そしてパパッと捲れた服を戻される。

「やっぱり帰るわ」

銀は私と入れ替わるように移動して帰ろうとする。

「ちょちょちょ! 待って!」

私はドアノブに手をかける銀の手を掴んだ。
自分でも何でこんな事してるのかわからないけど、このまま帰しちゃいけないと思った。

「いや、俺今まともじゃないから」

「何か用があったんじゃないの?」

「いや…」

銀は何故か言いづらそうに後ろを向いたままで顔を見せてくれない。

「銀? 顔見せて」

それでもこちらを向こうとしない銀に、私は両手で顔を挟んで無理やり振り向かせた。
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