謎のイケメンニートが「オレに任せろ」とか言ってくるんですが、大丈夫でしょうか?
確かに、もうニートじゃないもんね。
実際この1か月はなかなか会えなくて寂しい思いをしたわけで。
「……そ、そうね。仕事で疲れてたら、なかなかそういうコトする気になれないかもしれないし。うん、わかった。もう1回くらいなら……」
了承の意味を込めてちゅっとあたしからキスをすれば、ニヤリと彼が黒い笑みを……ん??
「意見が一致して嬉しいよ。じゃあ、朝だろうが夜だろうが、時間があってソノ気になれたら我慢しないでいいんだよな? 一緒の時間は大事にしなきゃだし? 子どもだって欲しいだろ?」
「え? ええと、うん。まぁ……子どもは欲しい、かな。でも、あのそんな見境なし、みたいな――っんんーーっ!」
暴走気味の口づけに襲われて、え、ワンコどこ行った? と頭の隅でチラッともう一人のあたしがつぶやいたけれど。
覆いかぶさって来た彼の手が、昨夜の名残を留める敏感な部分に伸びてきてしまい、思考は強制終了となってしまった。
まぁいいか。
彼の仕事が始まれば、セフレだった頃みたいにはイチャイチャできなくなるだろうし……今日は特別ってことで。
そう考えて、早々に抵抗を放棄したその時のあたしは、まだ知らない。
実は彼の仕事は、リモートワーク中心。
あたしの仕事に合わせて余裕をもってスケジュールを組んでくれる上、家事も――数年後には育児まで――完璧にこなしてくれちゃうから、文句も言いようがなく。
結局毎晩のようにくたくたになるまで愛されちゃうことを……♡
◇◇◇END◇◇◇
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
また次の作品で、お会いしましょう!
まわりみち


