海と少女
もう帰ろうかな…
一気にテンション下がる。
それでもふらふらと
迷路のような路地を
歩いてみた。
山の斜面に猫の額ほどの畑を見つけた。
よく見ると、あちこちにそのようにして作られてる畑がある。
その畑の一つで、作業している人影を見つけた。
見つからないうちに通り過ぎよう…
村人の態度を思い出して、そそくさと歩んだがその老人と目が合ってしまった。
こちらをじっと見る。
そのくぼんだ光のない目に、見覚えがあった。
あ、
カギを持ってきてくれた人だ。