せっかくの婚約ですが、王太子様には想い人がいらっしゃるそうなので身を引きます。
私とイルドラ殿下は、王城の地下牢に来ていた。
ここには、とある人物が幽閉されている。その人物オーバル子爵は、私達の顔を見て目を丸めて驚いていた。
「イルドラ殿下に……リルティア嬢?」
「……考えてみれば、こうしてあなたと話すのは初めてか。一応、自己紹介しておくとしようか。俺は第二王子のイルドラだ」
「エリトン侯爵家のリルティアです」
私達とオーバル子爵は、敵対していたといっても過言ではない。
ただ、彼とは糾弾される際に玉座の間にいた時くらいにしか顔を会わせたことはない。故に私達の来訪に、驚いているのだろう。
とりあえず自己紹介をしてみたが、それを聞いたオーバル子爵は表情を歪めている。アヴェルド殿下の一件で、私達がどのように動いていたか思い出したのだろう。
ここには、とある人物が幽閉されている。その人物オーバル子爵は、私達の顔を見て目を丸めて驚いていた。
「イルドラ殿下に……リルティア嬢?」
「……考えてみれば、こうしてあなたと話すのは初めてか。一応、自己紹介しておくとしようか。俺は第二王子のイルドラだ」
「エリトン侯爵家のリルティアです」
私達とオーバル子爵は、敵対していたといっても過言ではない。
ただ、彼とは糾弾される際に玉座の間にいた時くらいにしか顔を会わせたことはない。故に私達の来訪に、驚いているのだろう。
とりあえず自己紹介をしてみたが、それを聞いたオーバル子爵は表情を歪めている。アヴェルド殿下の一件で、私達がどのように動いていたか思い出したのだろう。