せっかくの婚約ですが、王太子様には想い人がいらっしゃるそうなので身を引きます。
私は、イルドラ殿下とともに最寄りの森に来ていた。
その森の中には、泉がある。そこは静かで涼しく、過ごしやすい場所だ。ここに来ると、いつも心が落ち着く。
「……綺麗な場所だな」
「そうでしょう? 私のお気に入りの場所なんです」
「だが、危険がない所という訳でもないだろう? 森の中には、どんな獣がいるかもわからないぞ?」
「大丈夫ですよ。この辺りには獣も滅多に近づきませんから」
ここは、私が子供の頃からよく来ていた場所だ。
もちろん、森の中ということもあって、危険だと言われたこともある。
ただ、いつも無理を言ってでも、時に無理をしてでもここに来ていた。それくらい、私にとっては来たい場所なのである。
「それに、獣を寄り付かせないための準備はしますから問題ありません」
「それは……木か?」
「ええ、これで火を起こします」
その森の中には、泉がある。そこは静かで涼しく、過ごしやすい場所だ。ここに来ると、いつも心が落ち着く。
「……綺麗な場所だな」
「そうでしょう? 私のお気に入りの場所なんです」
「だが、危険がない所という訳でもないだろう? 森の中には、どんな獣がいるかもわからないぞ?」
「大丈夫ですよ。この辺りには獣も滅多に近づきませんから」
ここは、私が子供の頃からよく来ていた場所だ。
もちろん、森の中ということもあって、危険だと言われたこともある。
ただ、いつも無理を言ってでも、時に無理をしてでもここに来ていた。それくらい、私にとっては来たい場所なのである。
「それに、獣を寄り付かせないための準備はしますから問題ありません」
「それは……木か?」
「ええ、これで火を起こします」