『46億年の記憶』 ~命、それは奇跡の旅路~   【新編集版】
「政治の世界を目指す女性ばかりか、働く女性のロールモデルよね」

「その通りね。でも、ニュージーランドにその土壌があったことも見逃せないわ。彼女は3人目の女性首相だからね」

「そうか、そういう土壌があったのね。女性が国を率いることに違和感がない風土が出来上がっていたんだ。その土壌の上に彼女が花を咲かせたのね」

「そうだと思う。ローマは一日にして成らず、ということね。先人たちの苦労と周りの理解があったからこそ、世界初の快挙に繋がったのよ」

「そうね。私たちも愚痴やため息ばかりついていてはいけないわね」

「そう。できない理由を言うのではなく、どうやったらできるかを考えないとね」

 二人の目が未来を向いて輝いた。
 そして、自らを激励するように同時に声を発した。
 
「女性よ大志を抱け!」

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