あなたと運命の番になる
蘭はうっすらと目をあける。
いつもとは違う白色の天井が広がっていた。

「蘭!!大丈夫??しんどくない??」

母が声をかける。

睡眠薬もまだ残るぼーっとした頭の中で今の状態を思い返す。

「大丈夫・・・心配かけて・・ごめんなさい。」

「そんなのいいのよ!!蘭が無事でよかった!」

母が涙声で話した。



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