ストーカー三昧・浪曲、小話、落語

添田唖蝉坊・わからない節

 いやあ歌い終わりました。ボルテージを上げまくって。私には不倶戴天の敵、この糞ストーカーどもを。どうです!ね、皆さん?…あ、あれ?どうしたのかな?…この静けさは(観客無反応)。さっきまで受けまくっていたのに…。
観客・男「あのよう、俺にゃあ関係ねえでよ。こんな歌を歌われても。お前さんがどれだけ悲惨な目に遭ってるか知らねえけどよ」
観客・女「ねえ。怨恨、私憤の類はどこか他でやってもらいたいわよ。河原とか、警察署の窓口でとかさ」
三遊亭わたくし「警察…ですか。怨恨、私憤ですか………アハハハ、そうですよね。そりゃそうだ。こんな、お客様方に何の関係もない私事(わたくしごと)をいくら演じてみてもご迷惑なだけですよね。私(わたくし)はこのストーカーの事象を世間に訴えかけることが、社会を糺し正すことにもなると…まあ、そう思ったのですが結局これは鏤塵吹影(ろうじんすいえい)の類であった分けですな。いや、よく分かりました。ア、ハハハ、ではここにてストーカー災事の講談は止めと致します。ま、もっともこの講談の最後に〝皆様に共有される形〟でひとことだけ述べさせていただきますがね」

(ここにて観客との問答を終わり講談に移る)
では!(張り扇一擲!))話を本日のこの演目〝ラメチャンタラギッチョンチョンデ〟に、添田啞蟬坊・添田知道父子に戻らせていただきます。まずは父である添田啞蟬坊の演歌をここでご披露させていただきましょう。いいすか?行きますよっ!はい、ミュージック、スタート!

https://youtu.be/NrIWL19s0gA?si=TOe1735CEd5pXII5  ←コピペして聞いてね。
(↑添田唖蝉坊・わからない節 / 土取利行)
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