クラスのマドンナに告られた

「ちょっと、翔太君、そんなに見つめないでよ」
「ああ、悪い」

 これだと、また言われてしまう。
 いちゃいちゃしていると。

 しっかし、歌っている時の未来はやっぱり楽しそうだな。全力で楽しんでる感じがする。しかも上島さんの声を聴いた後だから、少しだけかすんでしまいそうだが、やっぱり未来はいい声だ。

 そして、未来が歌い終わった後、未来に抱き着かれ、「どうだった? 今日の私は」と訊かれた。

 もちろん「最高だった!!」と答えた。完全なる事実だ。

 そしてまた三森さんに「イチャイチャしてる」と言われるのであった。

 そしてカラオケから出た時に、

「どうだった? 楽しかった? みんなとのカラオケは」

 と、訊かれた。

「もちろん楽しかった。いろいろな歌が聴けて。でも、一番はやっぱり未来の歌が聴けたことだな」
「また翔太君ほめ殺そうとしてるし」
「いいじゃん。事実なんだから」

 そして未来の身も下で、「上島さんも上手いけど、俺にとっての一番は未来だよ」と、言った。

 その後で、未来の顔を見ると、赤くなっていた。
< 52 / 68 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop