クラスのマドンナに告られた
とりあえず、スマホを手に取り、学校にとりあえず欠席連絡を入れておく。そして、未来にもだ。
たぶん心配しているだろう。
『未来すまん。風邪ひいたから今日は学校行けない』
こんな感じでいいかなと、送信ボタンを押す。すると、今が休み時間だからなのか、『大丈夫? 確か一人暮らしだったよね』とすぐに返事が返ってきた。そして俺は、『まあ、一人で何とかするわ』と、そう送った。
スマホを置き、だるい体を動かし、料理を作りに行こうとしてた。そこまでおなかは減っていないのだが、何か食べなければ。
(そうだ、確かここら辺に)
と、棚に置いてあったパンを手に取る。これだったら料理をしなくても食べられる。
だが、パンを目の前にしても、全く食欲は芽生えなかった。風邪なのだから当たり前といったら当たり前か。
お腹はすいているのに、全く食べる気にならない。
結局、俺は頭が痛くなってきて、ベッドに戻った。食べられなくて無念だ。
そしてしばらく経った後、今度はお腹が痛くなってきた。腹痛か……そう思い、お腹のあたりをよしよしとした。
しかし、全く調子は良くならない。頭痛プラス腹痛は辛い。
ああ、くそ。これじゃあ、眠れねえ。楽になれねえ。
『ピンポーン』
そんな時にインターフォンが鳴った。