青いベンチ
ONE LOOK LOVE
それは中学1年の三学期。3月の上旬

春まではもう少しなのに、まだ少し冬の寒さが残った寒い日だった。

 当たり前のようにダチとしゃべり、授業を受けて普通な日。

平々凡々  そんな言葉が合うような日。別に変わったこともなかった。

 でもこの日が俺の恋の始まりだったとは知らなかった。


~掃除の時間~

「矢田!行くぞ!」そういわれ「わかった!ちょっと待って!」

「いやだ!!じゃあ後5秒4・3・2・1」「わかった行くよ!」

そういった俺、矢田薫。13歳。



「掃除なんかたるくね?」 「かなりメンドイ!」そんな会話をしたとき、

「何それ~!めっちゃ爆笑!!!!」そんな声が聞こえた。
 
 正直女子って理解不能。マジうっせー。そう思って声がするほうを見た。

そのとき俺は・・・・彼女を好きになった。
 
俺は一目惚れしたんだ。彼女のことを。

 山田りお 後から名前を知った。

彼女は隣のクラスだという。一目惚れそういうとなんかベタ。

だから俺はOne look loveなんとなくそういうことにした。




< 1 / 34 >

この作品をシェア

pagetop