青いベンチ
「罰ゲームって何?」

予想通り俊達はキョトンとしてる。

「まずはこれ。」

玲菜が手渡したジュース。

中身はかなりいろんなジュースを混ぜ合わさってるから…

「まず!」

「玲菜プロデュース激まずジュース!」

「これ何入れてるの?」

「何だっけ?」

俺がキョトンとした顔すると…

「薫、玲菜覚えてるだろ。」

「ハイハイ、言えばいいんでしょう!まずコーラ、発酵乳、グレープとグレープ
フルーツジュース、緑茶、イチゴミルク、後は…忘れた。」

「何?言って!」

「赤マムシ…」

玲菜言ってしまったか…

「赤マムシ!?」

「ちなみに残すの禁止。あと罰ゲームはパシリもあるんで。」

「えー。パシリとかないわ!」

「返事!」

「はい…」

「いいでしょ、コップ一杯くらい。」

まずいといいながら3人とも飲み干した。

「やっぱりまずいね、これ。」

「口直しになんか食べる?」

「玲菜、りおにこれ以上食べさせたらりお太るよ!」

「翼!失礼でしょ!」

「事実は事実。」

「そんなことより、もう時間きちゃったよ。」

玲菜が言うように、もう10時になっていた。

「マジ!?」

「じゃありお行こう。じゃあね。」

そう言ってふたりは行った。

「俺らも帰ろうぜ。」

「そうするか。」

そうしてお祭りは終わった。

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