青いベンチ
2学期

体育祭

夏休みが終わり体育祭の季節がきた。

赤団と白団にわかれた結果…

俺と俊と玲菜が赤、りおと翼が白にわかれた。

「赤頑張るから。」

「いや、白のほうが頑張るから。」

そんな宣戦布告もつかの間、練習が始まった。

正直タルイ…。

「超タルイ、体育祭なんか何でやんの?って顔してるねかお君。」

「正解!玲菜は相変わらず鋭いこと。」

「だってうちもいやなんだもん。」

「何で?」

「日焼けするんだもん。」

「女の子らしいな。」

「日焼けしたとこ雄太に見られたくないじゃん?」

「玲菜…日焼けしたな…俺達別れよう。とか?」

「それはないから。マジ爆笑。」

「何ヶ月たったの?」

「えっと…もう少しで7ヶ月。」

「ほーう。」

「何それ。つかかお君体育祭は頑張んないとダメだからね。」

「何で?めんどい。」

「りおにいいとこみせるためでしょ。」

「めんどくさい。」

「そんなこと言っていいのかな?克巳は何団?」

「赤にいないの?玲菜がいうなら白だ…」

「だから?」

「頑張ります。」

「まあ、そういう事だよ。」

「何頑張ればいいの?」
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