学年2モテるイケメン男子に失恋したら、学年1に告白されました。

ちょっぴり苦手な君は

 

 碓水くんとさっきの件について話をするために、2時間目の休み時間に声をかけようとしたけど……だめだ。周りに人がいる。

 そもそも紅野くんに話しかけられない時点で無理に決まってた。

 ちらっと見てみたけど、やっぱりまた紅野くんは誰かと一緒にいる。

 うう、私が勇気をもってお礼を言いに行けたら全部解決するのに……!


 3限目の歴史の授業中、先生の話声をぼうっと聞きながら私はふと思う。

 それにしても、碓水くんって周りに女の子が多いなあ。

 さっき少しだけだけど、彼のことを見て思った。

 男の子も多いけど、女の子も同じくらいいる。

 女の子からはとにかくモテる。でも別に、自分から寄って行っているわけじゃない。来るもの拒まず去るもの追わず、といった感じだ。
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