総長様は溺愛も暴走する
「おはよう、初歌ちゃん。昨日は色々ごめんね」
「あっ、悠くん!おはよう!私こそ、色々迷惑かけちゃったね…」
次の日、悠くんはいつもどおりの時間に、何事もなかったみたいに学校に来ていた。
心配でちょっと早めに来ていたけど、さすが悠くん。私の隣の席で平然と読書をしていた。
悠くんは、ただ本を読む姿でさえ絵になるなぁ…。
「浪花の人にも迷惑かけちゃったし、お詫びのお菓子を今度持っていきたいんだけど…」
「う〜ん…浪花は血の気の多い奴らも多いし、初歌ちゃんが危ないことに巻き込まれたら心配すぎて死んじゃうから、僕の部屋に持ってきて。僕からあいつらに渡しておくよ」
「本当?ありがとう」