総長様は溺愛も暴走する



「ぐ、紅蓮くん、ここ、教室っ…!」

「ん〜?」




そう伝えても紅蓮くんはイジワルな笑みを浮かべて私を抱きしめるばかりで、スキンシップを止めようともしない。





「ま、安心しとけ刈谷。俺はまだ初歌を振り向かせてる最中だから…な?」




安心?と考えたのも束の間、紅蓮くんの顔が近づいてきて、反射的にぎゅっと目をつむる。




おでこにまたしても温かい感触を感じて、キスされたのだとわかる。






慌てて目を開けると、少しだけ赤くなった紅蓮くんのとってもきれいな顔が目に入った。




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