イケメン転校生に恋をした
「そういう事だったんだ。悪いね」
山田さんは状況を完全に把握したようだ。
「いや、そんな……」
謝られても困るもん。
「それにしても大翔も大翔だよ。大翔、そういうところ変わってないよね?」
「え?」
「そう言う、簡単なことですぐ人と話せなくなるところ。悪いね花、こいつ人と話すのが苦手でさ。子どもの時も僕としか話してないんだ」
「大翔君、それ事実?」
「いや、イギリスにも友達はいたぞ」
「えーそれ初耳なんだけど」
山田さんは悪戯っぽい口調で言う。
「うるさい。いいだろ別に」
そう言って、大翔くんはそっぽを向いた。