イケメン転校生に恋をした
そこに、くいっと首を突っ込んでくる顔が見えた。
優希だ。
「え、その映画、マキバナの映画だよね。僕も見たい」
それを聞き、ちょっとびくっとする。
デートとしていきたいのに。
確かにそのリスクは考えてなかった。
「お、優希も見に行きたいのか? だったら俺と、花と優希の三人で見に行こう」
やっぱり。
大翔君は優しいから絶対に断らない。
それに、大翔君はきっと、人数多い方が楽しいと思ってるし。
「やった! 花はいい?」
そう、ハイテンションで言う優希。
これを見たら、到底、嫌ですなんて言えない……
私は、渋々ながら頷いた。