副社長は輝きを秘めた彼女を暴きたい
私はいまだにそれがちょっとだけ気になっていた。

「大丈夫大丈夫! なぁ?」

丈慈さんが奏翔さんに振る。

「ああ。気にしなくていいよ」

そ、そうなの?
会わせたくないとかじゃ…

「なんも心配いらないよ。俺のお袋と絃のお袋、もともと親友なんだよ」

丈慈さんが話し出した。

「化けもんよ。なぁ?」

また奏翔さんに振る。

「ククククッ。ああ。みんな化けもん。ウチも、大河んとこも」

大河さんとこっていうと、美空のママか。

「ば、化けもん?」

「そ。たぶん絃、会わせたくないのかも」

ドンと衝撃が走った。

「あ! 違う違う! そういう意味じゃなくて」

顔に不安が出てしまったらしく、丈慈さんが慌てている。

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