さようなら
「私、おばさんに材料買ってきて

もらうように電話するね」


私は電話の所に走ろうとした。


「あ!待って紗英ちゃん。


買うもの書き出さないと!」


「あ!そうですよね…


ごめんなさい… 慌てちゃった…」


「時間はまだあるわよ。


ゆっくり作りましょう。


出来ればお米も一晩水に浸けて

おきたいわ。


明日朝から作りましょう」


「はい!」



沈んでいた気持ちが、少しだけ

晴れた気がした。


祖母も笑顔が増えていた。


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