恋色レシピ
「本当にあたしの事好きなの……?」
誠くんに抱き着いて、一通り泣いて。
ホッとしたけど…
やっぱり不安はまだあって。
「うん。
好き。
めっちゃ好き。
…このまま連れ去りたいくらい」
…えぇ!?
「かわいー」
あたしの顔を見て笑う誠くん。
「……まだ不安?」
恥ずかしくて顔を誠くんの胸に埋める。
「まだ……足りないもん」
悔しくて少し意地悪を言ったのに
その瞬間、
あたしの唇は
誠くんにふさがれてて。
「ふ(笑)
………2回目だ」
そう少し微笑んで。
「咲智……?」
優しくあたしの顔を覗き込む。
「だって…
理恵さんは……?」
懲りないあたしはまた聞いてしまった。