彼はチョコレートの香り

不安



「お客様どうなされました?」

満面の笑みで顔を向けた

「お客様?」

そこに立っていたのは佐藤先輩ではなくポニーテールの女の子だった

「このチョコケーキを作ったのはあなた?」

「はい私、松田舞子と言います」

ぺこりと頭をさげた

「そうですかすみませんありがとうございました」

にっこりと笑うと女の子もにっこりと笑った






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