警察の極上プロファイラーが実験と称して私を溺愛してくる
「できるわけないだろ。男女が同じ屋根の下にいてなにもないと思うやつがいるか?」
「うん……」
だが実際に、今のところはなにもない。
「俺は君の料理が食べられて、君はストーカーから逃げることができる。ウィンウィンだ。なんの問題がある?」
「あるでしょ」
「ない。君が俺を好きになることにも、なんの問題もない」
あまりに自信満々に断言されるので、だんだん彼が正しいような気がしてくる。
なんでダメなんだっけ? 彼も自分も独身で恋人もいない。好きになっても問題ないのでは?
首をひねる小夜歌に、真玄は畳みかける。
「迷う必要はない。俺も君も得するんだ、光熱費も生活費も別々で暮らすより安く済むだろうし、部屋は余っていた。俺は君の料理が食べられて一石二鳥どころか三鳥も四鳥もいける」
調子のいいことばかり言うので、だんだん騙されている気がしてきた。詐欺師はこんなふうに惑乱させて納得させるのではないだろうか。
「絶対に違うと思う」
根拠はないが、そう断言した。
「感覚で正解に辿り着くタイプか。落ちそうでなかなか落ちない……非常にそそる」
ペロリ、と彼は舌なめずりをして彼女を見つめる。妙な色気が漂い、小夜歌は動揺した。
「結局、私が落ちるかどうか実験してるんじゃない!」
「この際、実験はどうでもいい。最終的に俺は君に惚れるし、君は俺に惚れるんだ」
「もうほんと、洗脳するのやめてほしい」
「洗脳か。それもいいな」
頭を抱える小夜歌に彼は楽しそうに笑う。
「うん……」
だが実際に、今のところはなにもない。
「俺は君の料理が食べられて、君はストーカーから逃げることができる。ウィンウィンだ。なんの問題がある?」
「あるでしょ」
「ない。君が俺を好きになることにも、なんの問題もない」
あまりに自信満々に断言されるので、だんだん彼が正しいような気がしてくる。
なんでダメなんだっけ? 彼も自分も独身で恋人もいない。好きになっても問題ないのでは?
首をひねる小夜歌に、真玄は畳みかける。
「迷う必要はない。俺も君も得するんだ、光熱費も生活費も別々で暮らすより安く済むだろうし、部屋は余っていた。俺は君の料理が食べられて一石二鳥どころか三鳥も四鳥もいける」
調子のいいことばかり言うので、だんだん騙されている気がしてきた。詐欺師はこんなふうに惑乱させて納得させるのではないだろうか。
「絶対に違うと思う」
根拠はないが、そう断言した。
「感覚で正解に辿り着くタイプか。落ちそうでなかなか落ちない……非常にそそる」
ペロリ、と彼は舌なめずりをして彼女を見つめる。妙な色気が漂い、小夜歌は動揺した。
「結局、私が落ちるかどうか実験してるんじゃない!」
「この際、実験はどうでもいい。最終的に俺は君に惚れるし、君は俺に惚れるんだ」
「もうほんと、洗脳するのやめてほしい」
「洗脳か。それもいいな」
頭を抱える小夜歌に彼は楽しそうに笑う。